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2005/07/24(日)
萌文
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何処にだってあなたほどの人なんていないよ
「きゃはー!!やっぱジ○ニーズ素敵!美形最高!!」
俺の彼女は美形がホントに大好きで、 今も俺の部屋で友達から借りてきたジ○ニーズの年越しライブのビデオをみてる。
「………なぁ」 「んぁ?どした浩介?」 「やっぱさぁ、美形がいいわけ?」
そんなミーハーな彼女でも付き合ってるのは好きだからで。 たとえビデオなのにウチワを持っていても、(しかもキラキラしたうちわ) 好きな訳で…でも時々不安になるのも事実。
「え?あーうん。美形は癒しですね。」 「…………………」 「ん?」 「あのさぁ。俺でいいわけ?」
思い切って聞いてみた。 アイドルと比べるなんてバカらしいけど、 実際俺の周りは美形だらけだ。
「は?バカじゃねーの?」 「……!!」
彼女はビデオを停止し、うちわを置いてこっちをむいた。
「あたしはね、確かに美形が大好きで美形がいなきゃ癒されないし…けどね…」 「けど?」
「浩介がいなきゃ生きられないの。浩介以上の人なんてこの世にいないよ」 「……!!大好きー!」
俺は思いっきり彼女に抱きついた。
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