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2005/08/29(月)
プロ級です
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彼女の家で、山積みにされた宿題を前に。
「うっ…ぐすっ」 「泣いてないではやくやれよ。」 「っ…!慰めるとか、一緒にやってくれるとか無いわけ!?」 「だって、お前の専門教科なんてわかる訳ねーし」 「…そうだけど」 「大体、俺は仕事休んでデートのつもりだったんだけど?」 「はい…」 「けど、宿題が終わらないからってこうやって家から一歩も出てないわけ」 「うん…ごめんね」 「いいから…ほら、やれよ。」 「うん。ありがとう」
――――
「…読書感想文なんてあるの?」 「あ、それは趣味の範囲です。」 「…だから終わらねーんだよ!バカ!」 「え、慰めるとか…?」 「もぅしねーよ!はやくやれ!」 「えー!!」 「……」 「ちゅーしてくれたらやる気出すー」 「…はいはい」
ほんとに俺は彼女に甘いと思う。
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ども!現実逃避の腕前はプロ級の華來です。 これは自分と、きっと宿題が終わらないでいるであろう仲間(え・・ウチだけ・・・?) のために書きました(笑)
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