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2006/04/02(日)
華來ですよ
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あたしは、
あたしは普通に爽やかな青春がしたかったんだよ。
したかった。って言うのは間違いかもしれない。
してた。から。
その人の笑顔で胸がどうしようもなく高鳴ったり、してた。
その人があたしにしてくれる些細なこと。
例えば、朝の挨拶とか。荷物をもってる時に扉を開けてくれたり。
そんな当たり前のことで幸せになれるくせに、その人の些細な事に目を向けるのを怠った。
完全なるあたしのミスだ。
その人の首に―――
赤い華が咲いていて
その時に気がついた。
遅かったんだ。
考えれば分かったのに。
目が覚めてから分かることばかりだ。
男の人が買わないような、可愛いストラップをつけていたり。
あたしに向ける言葉が
女の子じゃなく
友達としてのソレだって事も。
目が覚めてから気がつく。
嗚呼。あたしは爽やかな青春がしたかっただけなのになぁ…
なんだろう。 この胸の痛みは。
+++ あれ?予定ではキュンとする文を書くはずが………
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