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2007/04/15(日)
珍客
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朝寝ぼけまなこで雨戸を開けるとテラスに何やら黒い物体が… 近眼なので目をこらしても何だか良く見えないが程なくその正体がご挨拶
「ニャァ〜」
初めての人間にもこの人懐っこさはどこかの飼いネコに違いない
「どこから来たの〜?」
ネコに話しかけたって答える訳が無いが思わず聞いて苦笑い
頭をなでる…毛がツヤツヤで気持ちいい〜
「ニャァ〜」
また小さく鳴く
子供の頃からネコが大好きで飼いたくて飼いたくて…でも許されなかった 子猫を抱いて押入れに立てこもる強硬手段に出た事も有ったな 末っ子の私に相当甘かった父親もそれだけは許してくれなかった
ネコが苦手な人って結構居るもんで犬派の柴王もネコとの暮らしはNG 可愛いと思うし嫌いじゃないけど暗闇で目が光るのが嫌なのだそうだ
「愛嬌があって可愛いね。でも餌はやっちゃダメだよ」
そう言い残して仕事に出掛けて行った
まぁ私が帰る頃にはきっと自分の家に戻るだろうとたかをくくり出掛けたが 数時間後帰宅しても午後の陽射しにすっかり温まったぬれ縁で昼寝をきめ込んでいる
庭も少し放っておいたらまた雑草に支配され始めたので片付ける その物音に気が付いて起きたらしくうっかりしてたら足元にスリスリ…
ネコが頬を摺り寄せる仕草は甘えてるようで可愛いけれど実はマーキング 耳の下から私たちにはわからない程度の匂いを出しているのだそうだ 油断してたらその子に匂いを付けられてすっかり自分の所有物にされてしまった
雑草をやっつける間もずっとそばでゴロゴロしてこっちを見ている はぁ〜癒されるなぁ〜可愛いなぁ〜いっその事うちの子に成っちゃうかぁ?
やっぱ餌やったら怒られるんだろうな…
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