pissのつぶやき
江戸屋日記に成りつつある今日この頃…
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2009/10/31(土) 鈴鹿で
いよいよ今年の全日本ロードも鈴鹿での最終戦を迎えた

今朝から夕方までに藤井氏から届いた7通のメールはどれも「忙しいよ〜でも楽しい〜」そんな感じ
今日決勝が行われたMONOで3位になったケンちゃんはランキングを3位で終える
250tクラスでデビューさせたTSR6のマシンも手島選手により3位でチェッカーを受けた

水曜日「週末こっちで仕事があるから帰ってきた」とヤスから電話が有り「今何してます?」
丁度仕事が休みでさてお風呂でも入って独りで夕ご飯でも食べようかというタイミング
「暇してるなら江戸屋で飲みましょうよ」と程なくしてI本君の運転で迎えに来た

当初はこんなに長く宇都宮を離れる予定じゃなかったから鈴鹿の居心地が相当良いのだろう
それでも鈴鹿は水道水がおいしくなくてとか、何でも味噌仕立てなんだよねとか
そういえば汁物の関西風と関東風の境目は名古屋の東の三河安城あたりらしい
一年半ですっかり鈴鹿の人になってしまっても受け入れ難い部分もあるようだね

なるほど、それでこの前「芋煮の作り方教えて」って事だったのね
里芋やきのこで具沢山の醤油仕立ての芋こ汁は私の料理の中でも特に好物だった
メールでレシピを送たらさっそく作ってみたらしくなかなか上手に出来たそうだ
もっと寒くなったらもう少しお酒の量を増やすと体の芯まで温ったまるよ

週末こっちって事は鈴鹿は行けないの?「いや土曜日の夜には戻れるから」それは良かった
鈴鹿かぁ行きたいな…独り言のようにつぶやくと「じゃぁ乗ってけば?」
ヤスにしても今年の鈴鹿の持つ特別な意味合いは承知しているだろう
だからそうしたいのは山々だけどどうしても仕事を休めない…でも正直心は大揺れ
「帰りは新幹線で帰ってくればいいんだし」ありがとねヤス…嬉しいけど辛い
帰ってからも柴王が自分が出るからと言ってくれたけど寝ずに昼夜働かせるなんて出来ない

今頃はきっと鈴鹿に向かい車を走らせている頃だろうなとやっと諦めがついた

やはり気になるのはST600、明日はどんなレースでチャンピオンが決まるんだろうか
手島選手が15位以内ならば小西さんが優勝でもチャンピオンはライバルのものだ
ポイント差がどうであれ小西さんの中では優勝しか視野に無いだろう

鈴鹿に行けなかった事を後悔させるようなそんな戦いで決着して欲しい
複雑だし矛盾しているかもしれないけれどそれが今の正直な気持ちなのだ




*シビレるお酒「デンキブラン」のおかげですっかり出来上がったヤスもこの頃はまだ記憶があるかと(笑)*

2009/10/19(月) 結果オーライ?
第6戦もてぎのST600は2度の赤旗で第2レースはこの日の最後に順延され
結局日没の関係で発表された3時45分までに始まる事が出来ずに中止と大荒れになった
第1レースの結果で順位が決まりポイントは通常の3分の2と成ったために
ランキング1位の手島選手79.3、2位の小西さんが59.7とその差は19.6
チャンピオンの行方は最終戦の鈴鹿で決着の時を迎える事になった

2人の順位次第ではここで手島選手の初タイトルが決まる可能性も有ったし
小西さんが優勝すれば逆に点差を縮めタイトル争いに更なる望みを繋げられたかもしれない
ある監督が「ペースカーを入れれば」と言っていたがタラレバを言ったらキリが無い

鈴鹿では手島選手にMOTO2マシンを走らせる事に集中して欲しいと
ここでタイトルを決めるぞと言うチームの並々ならぬ意気込みを感じていただけに
もてぎだけを考えると不完全燃焼ぎみのレースで納得は出来ないかもしれないけれど
最終戦へ3連覇の望みをつなげられたから結果オーライとポジティブに考えよう

そしてもう一つ、残念でならない出来事が1000のスタート前に起こった
もてぎでは初めてTSRのマシンに乗る秋吉さんの走りを楽しみにしていたんだけど
サイティングラップで転倒、まさかのアクシデントでレースはキャンセルとなってしまった

色々と残念なもてぎで一番の救いはやっぱりケンちゃんの成長振りだったな
125の後で「いいレースしてたじゃん」そう声をかけると「まぁ何とかね」と得意げ
事前テストにも参加せずほぼぶっつけの予選に朝のフリーはマシントラブルで一周も走れてなかった
グリッド上でもまだ調整を加えたマシンで16位スタートから自身最高位の8位でフィニッシュ
参戦一年目の開幕戦だった去年はここで予選落ちの苦いデビューになった事を考えると
まだまだ伸びしろが有ると期待してしまうのは身びいきでしょうかね(笑)

もてぎを終えたその足でほとんどのチームは鈴鹿へ移動し明日からテストが行われる
泣いても笑っても来週末の最終戦でチャンピオンが決まるんだな
どこかに「平常心を保てた方がタイトルを手にするだろう」みたいな事が書かれていた

複雑な思いがめぐる中でその時が来て欲しくないというのが正直な所なのです(その真意は後々…)


*本当ならレース後になるはずだったんだけど…2度目の赤旗中断で突然始まったピットウォークにて*

2009/10/17(土) 15の秋
さて久しぶりのもてぎには初めて行きも帰りも自分の運転で行くことになった
今夜も江戸屋が有る柴王の負担が少しでも軽くなればと「寝てて良いよ」と言ったものの
私の運転が心配で寝るどころか自分で運転したほうがよっぽど気が楽だった様子
明日はガミちゃんに乗せて行ってもらう事にしたから安心してくださいな

それにしても久しぶりのサーキットはやっぱり気持ちがいいね
パドックを歩けばあちこちで久しぶりの面々に遭遇して立ち話しが楽しい
うちでバイトしながらCLUB711からもてローに出ていたF浦君とは何年ぶりだろう
今はMONOでケンちゃんのライバルが乗るマシンを作っている

さてそのケンちゃん

土曜日に唯一決勝が行われるMONOで今期は毎戦トップ争いを繰り広げているので
もてぎでも当然その活躍が期待され去年より格段に成長した姿を楽しみにやってきた

TSR本チームとは少し離れた40番ピットにいると言うので行ってみると
挨拶も何もさておいて「ねぇねぇ昨日90度のところで見てたでしょ?」って
え?私?「そう昨日走りながら『あそこにいるなぁ』って思ってたんだ」って完璧に勘違い
「なぁ〜んだ違ったんだ」って言われても私はお店で仕事してたからなぁ
そんなに残念そうにされると自分のせいじゃないのにゴメンって言いたくなる
ちゃんと僕のこと見ててねと素直にぶつけてくるこの無邪気さは失って欲しくない部分だ

去年の岡山の優勝で祝福の渦の中心にいた彼は14歳にしてプロ意識に目覚める
「優勝してみんながこんなに喜んでくれるんなら、僕はもっともっと頑張るよ」
勝った事が嬉しいと言うよりも周りの反応を喜んでいた息子に目を細める父親にとっても
今まで監督目線一方だったレースに新鮮な風を吹き込む存在となっているようだ

そして行われた今日の決勝

5台のトップ集団の中で時折順位を入れ替えながら3位で7周目に入り
2コーナーの内側で見ていた私の目の前で前車をパスしそのままトップに躍り出たところで赤旗
レース成立で6周を終えた時点の順位だから結果は3位、観ている側としても不完全燃焼ぎみ

やっぱりレースはチェッカーを受けて順位が決まるのがベストだけれど仕方ないね
藤井氏にまた「シャチョーが来ると勝てないんだよな」って言われそうな柴王…結構気にしている
でも実際は'06に菅生に応援に行ったレースでタケさんが勝ってるんだけどな


さて明日は小西さんの応援…と手島君と中津原君の応援
同じレースに出ている3人を応援するってのもおかしな話だけれど
応援する人達がベストを尽くした上で順位が決まる事が何よりかと
その上で勝つのがあの人であって欲しいと言うのが正直なところなのです

ってかさっきから両足つりまくりなんだけど明日大丈夫なのか私…


*この間逢った時は162pだったのにまた背が伸びてる…抜かれるのは時間の問題?*

2009/10/11(日) もてぎへ向け
6日から3日間の日程で行われた全日本もてぎのテストが無事に終わった
今回は雨に加え台風のおまけ付きでいつも以上に過酷なテストだっただけに
3日目をキャンセルして引き上げるチームも有ったほどで最終日は特に悪条件だった

予定変更で台風と逆走しながら早めに鈴鹿に戻った藤井氏だったけれど
やはり居残り組の様子が気になってか朝一番でお天気伺いのメールが届く

その時点で雨は上がり薄日が射して来てはいたけれど何しろ風がとてつもなく強い
その強風のおかげで路面は直ぐに乾くだろうけれど走るのには相当危険が伴いそうだ

今回のテストのために月曜日にやってきた小西さんから聞いていた話では
3日目はタイヤメーカーのテストなのでどんな天気でも走る事になると言う
悪条件下でのデータ取りも契約ライダーとして大切な仕事なのだからお天気を選べない

とはいうもののあの風では「怖くて泣きそうだった」とは小西さんの談
ダウンヒルから90度コーナー手前フルブレーキングで右なのに強風に運ばれて左に左に…
縁石に乗ったらアウト寸前で間一髪何とか踏ん張ってセーフなんて事の繰り返し
その様子をコーナーの内側から見ていた中須賀選手たちから
「ヒザ擦りそうなのに真っ直ぐ走ってる人はじめて見た」と言われたそうだ
転倒もなく無事に終わったからこそ笑い話に成るけれどほんと怖かっただろうな…

さてテストも無事に終了したところでその夜は江戸屋で宴会
仕事を終えた仲間達が一人二人と加わり小西さんを囲んでレース談議
バイク好きを通り越してマニアックな連中だから盛り上がらない訳がない
テストの疲れもありすっかりおねむになっても「まだええやないですか」
みんなの応援をたっぷり吸収し「もてぎも勝ちにいく」と力強いお言葉をいただき散会

現実に目を向ければレースの世界も厳しい状況にかわりはなく
実際ランキング上位の選手がもてぎ以降をキャンセルする事になり残念に思う
成績の良し悪しにかかわらず明日はわが身、どこも想像以上に苦しい状況に
それぞれが不安を抱え悩みながらもレースへの集中をかき集めているように思う

同じレースは2度と無いなんて当たり前すぎて余り深く考えたことは無かったけれど
今年のもてぎは一つ一つの時間を大切にかみ締めながら過ごしてみようと思う



*小西さんも絶賛!菅生・岡山連勝のお祝い「シェフ特製フルーツサンド」の生クリームの配合は企業秘密の黄金比*


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