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2009/04/04(土)
新しいシーズン
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ここ数年はもてぎで開幕だったせいか事前のテストから宿泊客が有ったりして 開幕戦が待ちきれない状況で観戦の為に早めに勤務シフトを組んだものだったけれど 今年はズルズルと結局通常シフトのまま日曜日にも店に出ることになった
今朝かなり早朝にメールの受信音が鳴ったけれど眠気に負けて放置したまま昼近くになってしまった 「今日はケンタの誕生日だから良かったらお祝いメールを送ってやってくれ」 藤井氏は本当にマメで特に人間関係を築く上での気配りはとても真似が出来ない程細やかだ
その細やかさはTSRというチーム自体にすっかり根付いているように思う サーキットから届く藤井氏の速報に加え夜になるとチームの中島氏から詳細がPCのメールに送られてくる
***************************************** 2009全日本ロードレース選手権 開幕戦 筑波 4月4日(土) 公式予選 天候:晴れのち曇り コース:ドライ 茨城 筑波サーッキット(1周2.070km) ***************************************** 手島は僅差の2番手、岩田は0.5秒差の10番手! ケンタはKTMパワーを得て新たなステップへ!! ***************************************** いよいよ迎えた2009年開幕戦。例年五月中旬におこなわれていた筑波が舞台だ。 今期は体制を大きく変えての参戦となる。岩田、ケンタは昨年と同様だが、菊池が移籍し、手島がカムバックした!そしてもう一人、辻村も参戦を予定していたが、年頭に引退を決断、3人で全日本を戦っていくことになった。第4の男、秋吉は鈴鹿での大会にのみスポット参戦する予定だ。 開幕戦ということで木曜・金曜の2日間練習走行が行われ、今日の予選に備えてきた。 ◆◆◆◆GP−MONO◆◆◆◆ 今日で15回目の誕生日を迎えたケンタは、KTM社製のエンジンを搭載して新しいスタートを切った。 昨年このクラスでランキング2位となったケンタは当然チャンピオンを狙ってゆくわけだが、昨日の練習走行の順位は順調とはいい難い15位。 このクラスは朝一番の30分間のセッション1回で決勝グリッドが決定される。 セッション序盤は徐々にペースアップし、その後は1分3秒台で周回を重ねていたケンタは、セッション開始後20分程して3秒132までペースをあげ、8番手まで順位を上げてきていた。昨日のタイムを更新できなかった選手が多かったのに対し、ケンタは既に昨日のタイムを更新していた。しかし、ここで予定外のピットイン。計器類にマイナートラブルが発生したのだった。しかし、その場で修復できない症状だったため、再びコースに戻ってタイムアップを図った。残り時間は約10分。なかなかタイム更新が果たせないままセッション時間が残り少なくなっていったが、最後の2周は2秒台で懸命に走行し、終了直前に記録した2秒620のタイムにより7番手となった。 昨日までの結果からすればケンタの頑張りは評価できるであろう。 ◆◆◆◆GP125◆◆◆◆ このクラスでは午前と午後の25分ずつの2回のセッションの結果により決勝グリッドが決定された。 このクラスの名称どおり、125ccの2ストロークエンジンが基本だが、4ストローク250ccエンジンの参加が認められており、我々はKTM社とともに、出力では優れるとされる2ストロークエンジンの壁を突き破ろうと、4ストロークエンジンで参戦している。 午前のセッションでは中盤に1秒991を記録し、その翌周も2秒127を記録したところでピットに戻り、ブレーキレバーの微調整をおこなった。終盤には1秒台で連続して走行し、ベストタイムは1秒558で23番手となった。 午後のセッションでは中盤にリアタイアを新品に交換して0秒台を狙ったが、残念ながらタイム更新はならず。総合結果は24番手となった。
◆◆◆◆ST600◆◆◆◆ このクラスは参加台数が多く、A組・B組に分かれて午前・午後の2回のセッションの結果により決勝グリッドが決定された。 昨年はJSB1000クラスでポールポジションを飾っている手島はもちろん、昨年の鈴鹿大会で初優勝を遂げ、わがチームで3シーズン目を迎えた岩田ともども練習走行から好調を維持していた。 A組の手島は午前のセッションで開始早々に58秒867の最速タイムを記録し、終盤にピットに戻って微調整を加えている間もトップを譲ることなくセッションを終えた。残念ながら微調整は成功せず、セットアップは完璧ではないが、現状施せる範囲ではこれ以上を望むのは難しい。午前のB組では手島の記録を上回る選手は現れず、午前の暫定ではトップとなっって臨んだ午後のセッションでは、新垣が手島のタイムを0.2秒上回る58秒715を記録し、その後手島もタイヤを新品に交換してタイム更新を狙ったが、残念ながらタイムは更新はならず、総合結果は新垣に次ぐ2番手となった。あくまでレースに照準を定めているから、ポールポジションにはこだわっていない。明日は最前列からスタートダッシュを狙っていく。 B組の岩田は午前のセッション終盤にこれまでの自己ベストを更新する59秒274を記録してB組3番手、総合では6番手となった。午後のセッションでは序盤に前後タイヤを新品に交換して59秒517、59秒314と順調にタイムを縮めたが、実はこの周、MCコーナーで他のマシンと交錯しそうになったため、転倒は免れたもののハイサイド状態となっており、それがなければ更に好タイムをマークしていたはずだった。その上、集中力が途切れてしまった。翌周はメインストレートを通過せずピットロードを通過して集中力を取り戻そうとしたが、その後は再び集中することができず、タイム更新はならなかった。敵は自身の中にいたのだった!!結局岩田は総合10番手に終わったが、このクラスはトップから1秒以内に17名の選手がひしめき合っており、決勝での挽回は十分可能だ。
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きっと疲れているだろうに当日のうちにこれだけの報告を配信する努力にいつも頭が下がります 忙しいとか疲れているとかそんな理由をつけて怠けてしまう自分が情けなくなるね
*文章とは関係ないけど写真は去年の筑波にて。ヤスと柴王の2ショット*
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