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2004/10/13(水) シービスケット
いきなり1910年のニューヨーク、T型フォードの話から映画が始まる。
うーん、ちょっとまだるっこいかなあ。
原作があるので、その薫り高き文体を画面に再現したかったのかもしれない。
けれども2時間を超えるのはどうだろう。
もう少し贅肉をそぎ落として1時間50分ぐらいに編集すればもっとよかったかもしれない(勝手なことをヌかしております)。
ただ主人公のトビー・"スパイダーマン"・マグワイア、馬主のジェフ・ブリッジス、調教師のクリス・"アメリカンビューティー"・クーパーなどの人となりは、それぞれきちんと描き込まれているので、無理なく感情移入ができる。

それにしてもこれが実話に基づいているというのだから、「事実は小説よりも奇なり」とはこのことをいうのだろう。
小さな馬と大きな騎手、気の荒い似たもの同士の心の交流、騎手を襲うアクシデント、馬を襲う不運……。
そしてクライマックスのレース・シーンへとストーリーはなだれ込む。

CGなどを極力廃した、実写ならではの迫力も特筆すべきものだ。
四季の美しい自然と、レースのダイナミックな映像、1910〜20年代の古きよきアメリカをいかにもそれらしく見事にスクリーンに映し出したカメラは、ジョン・シュワルツマン。彼の名前は覚えておいて損はないと思う。


2003年 ユニヴァーサル 141分
DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★★☆(最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=小


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