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2004/10/02(土) サブスタンス・オヴ・ミュージック
今日は天神で開催されている「第3回The Substance of Music」(音楽の財産)なるレコード・フェアに行ってきた。
いつも行ってるボーダーラインという中古ショップのオーナーの方から「今回はビートルズもたくさん出しますから」とお誘いを受けていたので、ちょっと楽しみだった。

行ってみてびっくり。ビートルズのレコードの数でいえば、これまでぼくが顔を出したレコード・フェアで一番だ。
UK盤の『ウィズ〜』なんか40枚くらいはあった。

『PPM』のゴールド、『ウィズ〜』、『ラバー・ソウル』のラウド・カット、『リヴォルヴァー』のマトリクス1、『アビイ』のレフト・アップル、『レット・イット・ビー』のBOXはUK盤こそなかったが、国内盤丸帯つき…。

残念ながらゴールド・パーロフォンはジャケットが3rdプレス以降のものに差し替えられていたし、ほかのものはあまりコンディションがよくなかった。
1枚気になったのが、『ウィズ〜』のモノラル盤、マトリクス-7N/7Nで、セントラル・リマークのないおそらく69年プレス。ジャケットもディスクもコンディションがよく、音も「音質抜群」とわざわざ注意書きしてあったのを見つけたのだが、7Nはすでに持っているのであきらめた(最近はギターよりもビートルズのレコードに対して家族からの風当たりが厳しいんだよね……)。

US盤もたくさんあったが、やはり状態がよいものは少なく、国内盤の帯つきは総じて値段が高め。以前から欲しかった『イン・イタリー』の帯つきも1万円を超す価格設定で今回は見送り。
『レット・イット・ビー』のBOX丸帯つきは1セット、とてもコンディションのよさそうなものがあったのだが、お値段も1桁上でした(笑)。

結局今回は『ラバー・ソウル』のUSモノラル盤(コンディションは上々なんだけど、残念ながらオリジナル・インナーではない)とUK・EP盤「THE BEATLES No.1」のオリジナル2ndプレス?と、ジャズの紙ジャケCDを2枚、という結果だった。

このビートルズの2枚のアナログ盤の写真は明日にでもUPしたいと思う。

2004/10/01(金) SONY、CCCDから撤退
先ほど仕事から帰ってきて、いつものようにパソコンのスイッチを入れたら、「ソニー、コピー防止CDを全廃 」というニュースの見出しが飛び込んできた。

おっ、と思って記事を読むと「方針転換した理由について『多くの音楽ユーザーの意識が高まり、一時の混乱期を脱したため』としている」(共同通信)だって…。

へえ、ご立派な見識ですこと。
じゃあ何ですか、ユーザーの意識を高めるために音質が劣り、再生保証もしない、しかもプレイヤーを壊すかもしれない欠陥商品を売ってきたわけですか。
じゃあ、ゲームソフトの複製防止のために、プレステでゲームをしようと思って買ったのに、スイッチ入れても始まらないどころか、プレステが壊れてしまった、そういうソフトを売ってみろよ!

ソニーがCCCDから普通のCDに転換するのは、今までウォークマンで占有してきたポータブル音楽プレイヤーの市場をiPodに奪われたからで、そんなことは中学生でも知っている。

ぼくはいくつかの掲示板でCCCDについて上記のような「欠陥商品」という表現をしてきたが、なかには「そもそもユーザーが犯罪者であるかのような前提で生まれたもの」と怒りを表す方もいらっしゃった。いわれてみればそのとおりで、CDをリッピングして著作権法を犯す人たちを想定してCCCDを売ってきたわけだから、なめられたもんである。

共同通信にも言っておきたい(別の掲示板にも書いたが)。
CCCDは断じて「コピー防止CD」ではない。「コピー防止CD」という言い方には著作権等の権利を保護するための「よいCD」であるかのようなニュアンスがある。
しかしCCCDはレッドブックに準拠していないからCDではない。上に書いたように音楽愛好家が犯罪者であるかのような前提の下に売られる、音質の劣化した、プレイヤーを壊す可能性のあるCDによく似た真っ赤な偽物である。

最後にひとこと。アップル(コンピュータのほうです)、あんた偉いねえ(なぜかまる子ふう)。


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