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2004/11/24(水) デイ・アフター・トゥモロー
マッキーさんに遅れることひと月半。やっと『デイ・アフター・トゥモロー』を見た。
もともとぼくは『ポセイドン・アドヴェンチャー』、『タワーリング・インフェルノ』あたりから始まるパニック映画が好きではない。
危機を逃れるために今までいっしょに闘ってきた人が、途中で力尽きて倒れたり、主人公の一人が愛する人を救うために敢然と命を捨てたりするのを見るのが厭なのだ。
とくに観客を感動させるために重要な人物を殺すような映画は大嫌いだ。

ではなぜ、この映画を見たのか。それは単純に、予告編の氷に覆われた自由の女神の美しさに心惹かれてしまったからだ。

中学生のときに見た『猿の惑星』の自由の女神も衝撃的だったが、地球温暖化のために氷河期並の寒さが訪れ凍ってしまうというのもなかなかすごいアイディアだ。

『遠い空の向こうに』でロケットを飛ばすことに夢中になる高校生を好演し、『ムーンライト・マイル』でフィアンセを失くし、義理の両親(になるはずだった人たち)と奇妙な共同生活を送る青年を見事に演じたジェイク・ギレンホールが、再び高校生に戻って(おいおい)、ここでもなかなかいい味を出している。
『ライト・スタッフ』ではノー天気な若いパイロットだったデニス・クエイドが、息子との約束を死守する渋い父親を演じ、『エイリアン』のアンドロイド(ロボットだったっけ?)、アッシュ博士を演じたイアン・ホルムも英国の渋い気象学者になっている。

原作・脚本・監督の三役を務めたローランド・エメリッヒの作品では『インディペンデンス・デイ』とかぶるところがあったり、氷河期があっけなく終わるのも拍子抜けしたりするのだが、とにかく124分観客を飽きさせない力量は見事だ。
見ているうちにほんとうに寒くなりました。

2004年 20世紀FOX 124分
DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★★☆(最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=小


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