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2004/12/28(火) スパイダーマン 2
やはりサム・ライミはうまい。83年に『死霊のはらわた』を見たときから彼のファンなのだが、
94年の『フリント・ストーン』でも拍手喝采したし、近年でも『ギフト』、『スパイダーマン』シリーズと、ハズレがない。

それにしてもバットマンといい、デアデビルといい、エックスメンといい、アメコミのヒーローってどうしてこんなに暗いんですかね。
スパイダーマンも、スパイダーマンであるがゆえに親友を失い、恋人を失い、スパイダーマンであり続けることに悩み苦しむ。
それが原因で蜘蛛の糸も出なくなって高層ビルから墜落して腰を強打してしまうなんてことが度重なるのだ。情けない。



ついにある日彼はスパイダーマンであることをやめ、ひとりの青年ピーターに戻る。
そこで流れるBGMが「雨にぬれても」。笑いましたね。
ジョージ・ロイ・ヒルの名作『明日に向って撃て』で、ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドがつかの間の平安の日々を送るシーンで流れる名曲が、ピーターの心境をよく表す。
でも、音楽監督のダニー・エルフマンさん、最後のヴォーカルでフェイド・アウトしてエンディングをカットしちゃいけませんよ。
あのエンディング、いかにもバート・バカラックの作風を象徴するダブル・テンポのブラスが、哀愁を倍増させるのだから。

それにしても、どう考えても悲劇になるしかない『スパイダーマン3』、いったいどんな結末が待っていることやら……。


2004年 コロンビア・ピクチャーズ 127分
DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★★ (最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=小


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