ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年12月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
最新の絵日記ダイジェスト
2005/06/26 6月22日の紙ジャケ ― part 3
2005/06/25 6月22日の紙ジャケ ― part 2
2005/06/21 6月22日の紙ジャケ(こまかい!)
2005/06/19 ぼくのシネ・レヴュー ― Shall We ダンス?
2005/06/16 ロンリー・ボーイ

直接移動: 20056 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2004/12/29(水) ヴァン・ヘルシング
その昔、クリストファー・リーがドラキュラ伯爵を演じるときに、いつもピーター・カッシングが演じていたヘルシング教授を主役にした映画だが、ゴシック・ホラー的な趣きはほとんどなくなっている。
主演はヒュー・ジャックマン。監督がハムナプトラ・シリーズのスティーヴン・ソマーズなので期待していたが、残念ながら個人的にはそれほど楽しめなかった。
とにかく展開はスピーディーなのだが、あっという間にエンディングまで行ってしまうジェット・コースター・ムーヴィーかというとそうでもない。展開が速すぎて消化不良のまま次のエピソードに移っていく感じなのだ(もう歳なので、ぼくがついていけないだけかもしれないけれど……笑)。
もう少し緩急をとりまぜた演出で、ヘルシングに感情移入できるような余地を作ってほしかった。

登場人物も吸血鬼、狼男、フランケンシュタイン博士とその怪物、ジーキル博士とハイド氏など、あまりにも『リーグ・オヴ・レジェンド』とかぶり過ぎのうえ、それらが「リーグ」になるのではなく、個々のエピソードとして描かれるので、内容的にも底の浅いもので終わってしまった感がある。
007、インディー・ジョーンズ、エイリアンなどのパロディーも、にやりとするというよりは苦笑してしまうほかなく、今回はソマーズのひとりよがりになってしまったと思う。

カメラは美しいが、CGの出来はイマイチで、胸ときめかすようなシーンにはついにお目にかからなかった。

2004年 ユニヴァーサル 132分
DVD ヴィスタ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★★☆ (最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=中


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.