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2004/04/14(水) LOVE SONGS
ぼくよりちょうど一回り若い職場の同僚からビートルズの『LOVE SONGS』のCDは出てないのかと尋ねられた。いままで一度もCD化されていないのだというと、ひどくがっかりしたようすで、自分が最初に聞いたビートルズのアルバムがそれで、お兄さんからカセットに入れてもらったものをずっと聞いていたのだという。

ちょうど車を買い換えたばかりで、MDデッキがついているというので、彼のためにCDから音源を集めて『LOVE SONGS』のMDを作ってあげることにした(すみません著作権違反です。ごめん、マイケル)。

これはなかなか楽しい作業だった。『LOVE SONGS』がリリースされたころぼくはジャズに夢中だったので、そういうアルバムがあることは知っていたが今まで聴いたことがなかった。
いきなり「Yesterday」から始まるというのもベタな選曲でかえって微笑ましいくらいだが、「In My Life」や「She's Leaving Home」がラヴ・ソングというのも、今回認識したことだった。
「The Long And Winding Road」の次に「This Boy」が入っているなどという曲順も、ぼくには絶対思いつかないものだが、こういう違和感ありまくりの選曲もコンピレーションの楽しみだろう。オリジナル・アルバムのなかではやや影が薄いような気がしていた「For No One」が、これらの楽曲のなかできちんと収まっているのもおもしろかった。

もちろん突っ込みどころもいろいろある。まず「I Want You (She's So Heavy) 」などの、バラードではないラヴ・ソングが選曲から外されていること。
「All You Need is Love」や「All My Loving」という、だれもが考えるラヴ・ソングの代表曲が入っていないのも不思議だ。おかげでセカンド・アルバムからは1曲も収められないという結果になってしまった。編集をしているときは、すぐ前にリリースされた『Rock And Roll Music』に収録されているのだろうとなんとなく考えていたが、いま調べてみると入っていない。これはどうしてなんだろう。
『HELP!』や『RUBBER SOUL』といった中期のアルバムに比重がかかっていて、たとえば『WHITE ALBUM』からは「I Will」の1曲だけというのもさびしいよね。
「Julia」はどうした、「Julia」は(笑)。

もちろんだれもが納得するコンピレーションなんて、ビートルズではありえないのもわかっているのだけれど。

収録時間に余裕があったので、最後に「Real Love」を入れてあげた。


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