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2004/04/24(土) ごぼ天うどん
皆さんは「ごぼ天うどん」という食べ物をご存知だろうか。
知らないでしょ?福岡の人以外はあんまり知らないよね。

他のところにも書いたが、ぼくは16歳まで熊本で育った。それから父の仕事の関係で岡山県の倉敷に引っ越した。
倉敷は瀬戸大橋を渡れば対岸は香川県の高松なので、うどんというと讃岐うどんである。
その後福岡に住むようになってもう四半世紀以上になるが、福岡の人はあまり讃岐うどんを好まないようである。食べるというより噛み切るといったほうが適切なような、あの讃岐うどん独特のコシの太さを好まぬらしい。
ぼくはそれが好きだから、逆にコシの弱い福岡のうどんをそれほどおいしいと感じたことはなかった。

「ごぼ天うどん」というのは福岡独自の食べ物である。
そういうと、福岡の人は「えっ!?」と驚く。「うそ〜、ごぼ天うどんなんてどこでもあるよお」
でも、福岡以外にはないんだよね。

だからぼくも知らなかったのである。10年ぐらい前まで。
いや、メニューにあるのは何となく知ってましたよ。
ぼくのパートナーは純粋に福岡の人なので、一緒にうどんを食べに行くとよく「ごぼ天うどん」を注文していた。
だからメニューにあるのは知ってたんだけれども、関心がなかった。
彼女がごぼ天うどんを食べている横で、ぼくは肉うどんを食べ、わかめうどんを食べ、山掛けうどんを食べ、鴨南そばを食べていた。
10年前まではそうだったんですね。

ところが、ある日ふと「ごぼ天うどん」ってどんなんだろうと思って食べてみた。
正確には「ごぼう天うどん」だろうが、細く切ったごぼうをかき揚げみたいに揚げてある。
う〜ん、悪くはない、まあまあかな・・・・・・そんな感じだった。

それが劇的に変わったのは「かろのうろん」に行ってからです。
福岡・博多、夜の歓楽街として有名な中洲。
そこに「キャナル・シティ」という複合商業施設がある。
そのキャナルの、道路を挟んで向かいに「かろのうろん」という小さな店がある。
店主は(最近顔を見なくなったが、)思わず「申し訳ありません!!」とこちらが謝ってしまうような、聖人のような面持ちのあるおじいさんで、店の中には『博多っ子純情』という漫画で有名な長谷川法世や「せき・こえ・のどに浅田飴」の永六輔の色紙が飾ってある。

このごぼ天を食べたときはほんとうに目から鱗でしたね。
思わず椅子からずり落ちそうになった。
「これか! これだったのか!!これがごぼ天うどんだったのか!!!うおおおおっっっ!!!」
ってな感じである。
細く切ったごぼうを薄い衣をつけてからりと揚げ、そのしゃきしゃき感が消えないうちに熱いうどんとともに食す。
う〜ん、この世の極楽です。
みなさん、博多にお越しの節はぜひ、「かろのうろん」へ。


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