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2004/05/10(月) F-1 スペインGP
佐藤琢磨が自己新の3番グリッドからのスタート。
思いっきり期待が膨らみましたが、終わってみればミハエル、バリチェロのフェラーリ・ワン・ツー・フィニッシュ。
琢磨は結局5位。なんだかなー。

いや、ぼくはミハエル・シューマッハのファンなのです。だから喜んでいいはずなのに、やっぱり日本人なのでしょうか(笑)。
このフェラーリの強さは、マシン・エンジン・タイヤ・ドライヴァーの4つの要素がとにかくハイ・レベルでまとまっているからなのだが、とくにブリジストンのタイヤの要素が大きいのだと解説陣は言う。

ほんとにそうなんだろうか、と思う人がいるかもしれないけど、これははっきりそうですね。
というのは、フェラーリ・チームはミハエルが3ストップ、バリチェロは2ストップという作戦で来たのだ。
ま、ミハエルも2ストップにしなかったのは万が一のことを考えてだろうけど(笑)、タイヤは走れば走るほど必ずタレ(パフォーマンス・ダウン)というものが起きる。それなのに2ストップでも堂々表彰台に上れるということは、いかに今期のブリジストン・タイヤのタレが少ないかということだ。

琢磨が表彰台に上れなかったのはミシュラン・タイヤのパフォーマンスと、あとはピット・クルーの対応のまずさだ。
なにしろピット・インするたびに順位が下がるんだもの。
BARはぜひ、そこのところを厳しく反省してもらいたい。

さて次はモナコGP。なかなか高速が出せないタイトなコースだ。琢磨の、そしてBARホンダの真価が問われるレースになるだろう。

2004/05/09(日) 『20世紀少年』第16巻!(つづき)
さて、浦沢直樹である。
『YAWARA!』は知っていた。絵のうまい人だなあと思っていたが、読んだことはなかった。
浦沢直樹のすごさを思い知ったのは『MONSTER』である。
雑誌で読むということはなかったが、単行本が出るたびにナゾがナゾを呼ぶ展開にうならされた。
その『MONSTER』が終わらないうちに『20世紀少年』の連載が始まったのである。
いったいこの人の頭の中はどうなってるんだろうとあきれましたね。
なにしろドクター・テンマとヨハンの物語と、ケンジと「ともだち」の物語が同時に進行するのである。

『20世紀少年』というタイトルは、21世紀を人類の明るい未来だと信じていた70年代に少年時代を送った人々をさしている。ぼくは『20世紀少年』の主人公たちより2つか3つぐらい年上だけれど、彼らの過ごした少年時代をぼくも過ごしている。
昨日書いた『少年』や『少年サンデー』には21世紀がどんなに素晴らしい未来になるかということが繰り返し描かれ、それを具体的に提示して見せた(かに思えた)のが70年の大阪万博だったんですよね。
ところが20世紀最後の年にテロ集団によって人類は絶滅の危機に瀕し、それを救った人々がいたのだが……。

もうひとつ感心するのは浦沢直樹の感性である。
さっきはああ書いたが、実は『20世紀少年』というタイトルはT.REXの『20thセンチュリー・ボーイ」という曲のタイトルから来ている。
そして『20世紀少年』の連載が始まってから、ぼくが見て印象的だった2つの映画でT.REXは大事な使われ方をしている。
ひとつは『リトル・ダンサー』でこれはイギリス映画、もうひとつは『ムーンライト・マイル』でアメリカ映画ある。
やはり感性の優れた人たちは洋の東西を問わず同じものに惹かれるのだなあ…と思いました。

さあ16巻です。浦沢直樹に詳しい人は18巻で終わると言ってます。ほんとにそうなのか。いずれにしてもすごく核心の部分に近づいていることは確かなんですが……。

2004/05/08(土) 『20世紀少年』第16巻!
5月3日の朝日新聞のテレビ欄に『20世紀少年』第16巻の広告が2つ同時に掲載されていた。コピーにいわく「MISIAが、夢中になった」、「三谷幸喜が、嫉妬した」。
これはある意味すごいことですよ。なにしろ「天下の朝日新聞」である。そのなかでも最も読者が多いであろうテレビ欄(笑)に、『20世紀少年』の広告である。
マンガもやっとここまで来たかと、手塚治虫やウォルト・ディズニーも喜んでいるだろう。

ぼくが子どものころは、よく母親に「マンガばっか読んでないで少しは勉強しなさい!」と怒られたものだ。
そのころぼくが一番夢中になって読んでいたのは光文社が発行していた『少年』という月刊誌で、巻頭は横山光輝の『鉄人28号』、すぐあとに『鉄腕アトム』が載っていた。
ぼくが読んでいた5〜6年の間に、何回かは巻頭に『鉄腕アトム』が来たこともあったかもしれないが、ほとんどはこの順番だった。
今でこそ、『鉄腕アトム』の評価のほうが高くなっているが、当時の子どもたちには『鉄人』のほうが人気があったわけだ。
横山光輝さんが亡くなったときは、ちょうど鷺沢萠の訃報に接してショックを受けていたときだったので何も書けなかったが、あのころの横山光輝は月刊誌『少年』の『鉄人28号』と、週刊誌『少年サンデー』の『伊賀の影丸』で絶大な人気を誇っていた。
そして手塚治虫が『リボンの騎士』で少女漫画の分野に入っていったころ、横山光輝も『魔法使いサリー』で同じ分野に活躍の場を広げていったのだった。

当時の男の子向け月刊誌は、付録の多さで競っているところがあり、よく表紙に「豪華12大付録!」なんて書いてあった。そのうちの4つぐらいはマンガの小冊子で(これは当時の人にしかわからないと思うが)本誌に4ページぐらいマンガが載っていて、そのあとは付録に続くのである。
これがまたよかったなあ。カラーの大きな紙面で始まって、紙面は小さいけどボリュームたっぷりの付録に続く。

……なんだか昔の思い出話になってしまったので、つづきは明日ということで(笑)。

2004/05/06(木) アテネ・オリンピック
いよいよ開幕まで100日を切った。
個人的には陸上男子200mの末續慎吾、女子マラソンの野口みずき、競泳男子平泳ぎの北島康介、シンクロの立花・武田組、男子体操の米田功、柔道の井上康生、谷亮子、女子のソフト・ボールなんかに期待がかかるんだけど。

それにしても女子100m背泳ぎで敗れた中村真衣は残念だった。アテネを目指してがんばってきたこの4年間はいったいなんだったんだろう、という思いにかられたに違いない。
ここはぜひ中村礼子にがんばってもらわなくちゃ。

あとは8日から始まる世界予選で女子バレーにぜひ切符を獲得してもらいたい。
ああ、また睡眠不足の8月が待ち遠しい……。

え?男子バレー?
青山君と中垣内君が引退した今となっては興味ありません(笑)。

2004/05/05(水) 『スクール・オブ・ロック』
おもしろかった!すべてのロック・ファン必見ですね。

『天使にラヴ・ソングを2』(ゴスペル編)、
『ミュージック・オブ・ハート』(クラシック編)、
『スクール・オブ・ロック』(ロック編)
といってもいいくらい、内容的には新鮮味に欠けるんだけど、
ジャック・ブラックのぶっ飛び加減で、すべて許す(笑)。

そしてこの3部作(←勝手に3部作にすな!)に共通していえるのが、子どもたちの素晴らしさです。
エンド・クレジットの背景にバンドの演奏場面が流れるんだけど、これが生撮り!
ジャック・ブラックの歌がうまいのは『ハイ・フィデリティ』で証明済みだけど、子どもたちもほんとうに「やるね!」って感じです。
DVD出たら買うぞ!

ちなみに
『ザ・コミットメンツ』
『あの頃ペニーレインと』
と併せてロック3部作(←だから勝手に3部作にするなって!)
としても素晴らしい出来だと思うな。

2004/05/04(火) エリック・カール 絵本の世界
『はらぺこあおむし』で有名なエリック・カールの作品展を下関美術館に見に行った。

エリック・カールの絵本はこどもたちも大好きだが、実はぼく自身が書店で『はらぺこあおむし』を見てすごく気に入って、上の息子のために買ったのが最初だった。
そのときは色の美しさと、仕掛けが気に入ったのだったが、同じ作者の絵本では『だんまりこおろぎ』なんかも最後のページをめくるとこおろぎの鳴き声が聞こえてきたり、どちらかというと仕掛けの楽しさのほうが気に入っていた。

ところが今日の作品展を見てやはり色の美しさに圧倒されてしまったのだった。
ぼくは知らなかったのだが、エリック・カールの作品はほとんどがアクリル絵の具を塗ったティッシュ・ペーパーをボードに貼り付けるコラージュ(というか貼り絵)の手法によって作られている。そのティッシュ・ペーパーの独特の質感とコラージュの切り取り方の鮮やかさが、彼の作品の美しさを際立てているということがよくわかってとても楽しかった。

『たんじょうびのふしぎなてがみ』や『巨人にきをつけろ!』のわくわくするようなスリルや、『ぱぱ、お月さまとって!』の幻想的な美しさも、彼の色使いの美しさによっていっそう素晴らしい作品になっていると思った。

北九州・山口地方はかなり激しい雨だったが、会場はこども連れで大盛況だった。

2004/05/02(日) なんだか『冬ソナ』に
はまりそうな、すごくいやな予感がする。
だいたいTVなんて、ニュースとスポーツ以外ほとんど見ないのに、世の中には素晴らしい映画がたくさんあって、だらだらしたTVドラマなんて見ている暇はないのに、パートナーが見てるのを横からちょっと眺めてたら、

…い、いかん
チェ・ジウのなんと清楚で可憐で美しいこと……。
もうあんな女性、日本では絶滅の危機に瀕して……、いや、間違えました。

う〜ん、とにかくとりあえず次回が気になるっ!!


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