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2004/05/10(月)
F-1 スペインGP
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佐藤琢磨が自己新の3番グリッドからのスタート。 思いっきり期待が膨らみましたが、終わってみればミハエル、バリチェロのフェラーリ・ワン・ツー・フィニッシュ。 琢磨は結局5位。なんだかなー。
いや、ぼくはミハエル・シューマッハのファンなのです。だから喜んでいいはずなのに、やっぱり日本人なのでしょうか(笑)。 このフェラーリの強さは、マシン・エンジン・タイヤ・ドライヴァーの4つの要素がとにかくハイ・レベルでまとまっているからなのだが、とくにブリジストンのタイヤの要素が大きいのだと解説陣は言う。
ほんとにそうなんだろうか、と思う人がいるかもしれないけど、これははっきりそうですね。 というのは、フェラーリ・チームはミハエルが3ストップ、バリチェロは2ストップという作戦で来たのだ。 ま、ミハエルも2ストップにしなかったのは万が一のことを考えてだろうけど(笑)、タイヤは走れば走るほど必ずタレ(パフォーマンス・ダウン)というものが起きる。それなのに2ストップでも堂々表彰台に上れるということは、いかに今期のブリジストン・タイヤのタレが少ないかということだ。
琢磨が表彰台に上れなかったのはミシュラン・タイヤのパフォーマンスと、あとはピット・クルーの対応のまずさだ。 なにしろピット・インするたびに順位が下がるんだもの。 BARはぜひ、そこのところを厳しく反省してもらいたい。
さて次はモナコGP。なかなか高速が出せないタイトなコースだ。琢磨の、そしてBARホンダの真価が問われるレースになるだろう。
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