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2004/06/26(土) JAZZの愛聴盤−4
今日はクリフォード・ブラウンの命日である。

寺山修司に

 便所より青空見えて啄木忌

という句があって、これほど彼の啄木に対する屈折した愛情を表した句はないと思うが、ぼくにも音楽の分野で敬愛してやまぬ先達を思う命日が三つある。

ひとつはいうまでもなく、12月8日、ジョン・レノンの命日。
ふたつめは7月17日。この日は奇しくも二人の偉大なジャズ・ミュージシャン、ビリー・ホリデイとジョン・コルトレーンの命日である。
そして6月26日がクリフォード・ブラウン。

JAZZが好きになってレコードをとっかえひっかえ浴びるように聞いていたころ、ブラウニーのいちばんの名演はなんだろう、と迷ったことがあった。
一般的には『スタディ・イン・ブラウン』 に収められた「ジョイ・スプリング」 ということになっているのだが、ぼくはアルバム的にそれよりも『ブラウン・アンド・ローチ』 が好きで、なかでも「ジョードゥ」 がお気に入りだった。けれども、ヘレン・メリルやサラ・ボーンのバックで吹いたアルバムにもいいソロがたくさんあるのである。
そのころつき合っていたガール・フレンドに「何だと思う?」と聞いたら、彼女は間髪を入れずに答えましたね、「スプリット・キック」 。

なるほど、そういう手があったか!
これにはほんとに目を開かれる思いがした。アート・ブレイキー・クインテット『バードランドの夜 第1集』 の1曲目に入っている曲である。

以来6月26日には、彼のソロ・アルバムではなく、ブレイキーのレコードをかけることが多くなった。

ここに載せたのはマイケル・カスクーナが監修した4枚組CD。ブルーノートとパシフィック・ジャズに遺した全49曲を収録している。



これで朝からブラウニーを聞いている。
1954年の2月21日にバードランドで収録された14曲はハード・バップの夜明けを告げる名演として名高い。なかでも冒頭の「スプリット・キック」 や続く「ワンス・イン・ナ・ホワイル」 を聞いていると幸せな気分になる。ほんとうにクリフォード・ブラウンは名手だった。

このライヴから2年後の56年6月26日、今日と同じような雨の降りしきるペンシルヴェニア州タ
ーンパイクで交通事故のため死去。25歳であった。

clifford brown "the complete blue note and pacific jazz recordings"
capitol CDP 7243 8 34195 2 4


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