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2004/06/09(水) 輸入盤CDの規制問題
6月3日に成立した著作権法の一部改正法案についてタワー・レコードとHMVの共同声明が発表された。

もともとアジアで安価に生産された邦楽CDの逆輸入を防ぐための法律であったはずのこの法案が、いわゆる「洋楽輸入盤CD」の規制にもつながる可能性があることから、いろんなところで議論がなされてきた。

ぼくが定期的に訪問しているサイトでも、トップ・ページにこの法案に反対であることを示すバナーを掲げているところがかなりあった。

そういう世論の盛り上がりもあって、今回の法案には「欧米諸国からの洋楽の並行輸入等が阻害されるなど消費者の利益が侵害される事態が生じた場合には、適切な対策を講じる」などの付帯決議がなされた。
その陰には国会議員への陳情や文化庁との協議などを繰り返してきたこの2社の大きな努力があったようである。

今回の共同声明は、この付帯決議の遵守への働きかけと、輸入盤規制が現実に起こったときにこの2社がなんらかの実力行使をしていくことが明記されている。

とりあえず最悪の事態はまぬかれることになりそうだが、なぜ消費者がこれほど輸入盤CDにこだわるのか、タワレコやHMVはよくわかっているのに、レコード販売各社・日本レコード協会・文化庁・文科省あたりはどの程度理解しているのだろう。
(あるいはわかっていて知らぬふりをしているのか)、猛省を促したい。


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