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2004/08/06(金)
音楽仲間
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先日ひさしぶりにバンドのメンバーで集まって飲んだ。 昔は全員同じ職場だったのだが、細かな異動がちょこちょこある職場で、結局みんなバラバラになってしまい、なかなか集まれなくなってしまった。 なかには管理職になったやつまでいる。 そうすると、集まろうと言ってから実際に集まるまでやけに時間がかかったりする。 今回も1年半ぶりぐらいの再会である。
こうなるとなかなか音楽の話にすんなりとは入れない。 それぞれ近況報告があったり、今自分のポジションで抱えてる悩みだとか、同僚のうわさ話、そんなことを話しているうちに時間が来てしまった。 結局、音楽の話になったのは別れる間際。 やはりみんな40代になってしまうと、趣味で集まるというのも難しいものだ。
さて、昨日出張先で、以前同じ職場だった音楽仲間にばったり出会った。 「最近どんなの聞いてる?」と尋ねると、 「いやあ、相変わらず古いのばっかりですよ」 当時はニール・ヤングやバッド・フィンガー(ちょうど東芝EMIからCDがリリースされたころだった)あたりで趣味が一致し、よく食堂などで話をしたものだった。CDの貸し借りとかもしたっけ。 「古いのってどのあたり?たとえば…」 「…ドン」 「え?」 「ハイドン」 「え、あの交響曲の父?」 「そうです」
…って、いくら古くてもそこまで遡るか!? 聞けば新婚旅行でヨーロッパに行ったとき生家を訪ねたりしたそうである。 お勧めは?…「83番めんどり」「88番V字」「102番」。し、渋い。 ぼくも父が生前聞いていたザロモン・セット(最後の12の交響曲)を持っているが、最近まったく聞いてない。しかも「めんどり」と「V字」はザロモン・セットに入っていないし…。 う〜ん、とりあえず、102番からちょっと聞いてみよう。
「ところで、遼さんはどんなの聞いてるんですか」と聞くから、 「最近ちょっと盛り上がってるのはフー」って言うと、 「ザ・フーですか?」 「そう、最近初来日したでしょう」 「まだやってるんだ!」
そんなもんだよねえ。
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