ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年1月
前の月 次の月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
最新の絵日記ダイジェスト
2005/06/26 6月22日の紙ジャケ ― part 3
2005/06/25 6月22日の紙ジャケ ― part 2
2005/06/21 6月22日の紙ジャケ(こまかい!)
2005/06/19 ぼくのシネ・レヴュー ― Shall We ダンス?
2005/06/16 ロンリー・ボーイ

直接移動: 20056 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月 

2005/01/31(月) 相互リンク
このたびRefugeeさんのサイト「Curious Antique」と相互リンクさせていただくことになった。
以前から「紙ジャケ探検隊」を通じて何回かお邪魔させていただいたことはあったのだが、今回リンクに当たってもう一度、隅から隅まで拝見して、いやあ、その内容のディープさに、ほんとうに圧倒されました。

紹介文に「50年代のJAZZから70年代のROCK・POPSまで。REFUGEEさんの博学と見識には蒙を啓かれる思いです」と書いたが、これはお世辞でもなんでもない。
みなさん一度「Paul McCartney & Wings: Band on the Runの英オリジナル・ファースト・プレスを探せ」のコーナーをご覧になってください。
サイトのサブ・タイトルは「〜ハンパもんレコード・コレクターの迷宮探索〜」になっているが、ハンパじゃありませんから。

ビートルズやポールに興味のある人も、そうでない人もぜひいちどご覧ください。

クリエイティヴなサイトの見本のようなものです。

2005/01/27(木) めぐりあう時間たち
ニコール・キッドマンにオスカーをもたらした映画だが、個人的にはジュリアン・ムーアの演技に感心してしまった。

精神を病んで、こころにはかり知れない闇を持つ英国の作家ヴァージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)。
彼女の代表作「ダロウェイ夫人」にこころ惹かれる主婦ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)。
詩人であり最愛の人であるリチャードから「ダロウェイ夫人」と呼ばれるクラリッサ(メリル・ストリープ)。
この3人の女性の生と、死への傾斜が静かに描かれる。

ぼくはヴァージニア・ウルフを読んだことがないので、どれだけこの映画の本質が理解できたのかわからないけれども、ローラの虚無感や、クラリッサのどうしようもない焦燥感はそれなりにわかるような気がする。
とくに最愛の人にどうしてもこころを開いてもらえない、そしてすべての自分をゆだねることのできないクラリッサの哀しみと、それを自分ではどうすることもできないリチャードの痛みは、切々と胸に伝わってきましたね。

それにしても、夫の誕生日に小さな息子とバースデイ・ケーキを作るローラ、その何気ないシーンのなんという緊張感!
これは最初にも書いたようにジュリアン・ムーアの演技と、スティーヴン・ダルドリーの演出の巧みさであろう。

英国に行ったこともないのに、これぞ英国と思わせるような巧みなカメラはシーマス・マクガーヴィ(BSC) 。


さて、今年もアカデミー賞が近づいてきた。
ゆくえが気になりますね。

2002年 ユニヴァーサル 115分
DVD ヴィスタ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★★ (最高は★5つ)
字幕の大きさ=小

2005/01/21(金) レココレ 2004 私の収穫
ジェフ・ベックの特集に釣られて、『レコード・コレクターズ』の2月号を買った。

ところで2月号というと第二特集は毎年恒例、「リイシュー・ベスト10」と「私の収穫」である。
「リイシュー」の方ではロック部門で萩原健太氏が、フォーク・カントリー部門で鈴木カツ氏が、それぞれ第1位にボブ・ディランの『LIVE 1964』を挙げている。
去年はずいぶんディランを聞いたが、ほとんど紙ジャケのオリジナル・アルバムばかりで、考えたらこのCD、まだ買ってなかったなあ。
これはやはり買わなくちゃ。

「私の収穫」の方では、「サンデー・ソングブック」を毎週聞いている身としては、ヤマタツ氏が去年1年間に買った膨大な(たぶん)レコードの中から1枚何を選ぶかが、やはり楽しみである。しかし、毎年ぼくがまったく知らないレコードが選ばれている……(笑)。

さて、今年「おおっ!」と思ったのは次のページだ。

吉田恵彦氏が挙げたのはビートルズの『PPM』、イエロー・パーロフォン・レーベルの「33 1/3」表示のあるステレオ盤。
レココレ編集長の寺田正典氏が挙げたのは、ストーンズの『アフターマス』のタイトル・ロゴが影つきになったジャケットのもの。
今までだったら「ええっ! こんなのがあるんだ〜」とビックリしていたのに、今年は余裕のよっちゃんである。
「33 1/3」表示のイエロー・パーロフォンはYEEXさんから教えてもらったし、影つきロゴの『アフターマス』はMASAさんのサイトで教えてもらったもんね。
ほんとは持ってないわけだから全然えばれないのだが、知ってるというだけで、つい余裕の笑みを浮かべてしまう(笑)。

それにしても、レーベルのちょっとした違いやジャケットのロゴのちょっとした違いが気になって、思い余って大枚をはたいてしまうというのは、評論家や物書きのみなさんもぼくらも同じなんだなあ、と当たり前のことに改めて気づいた今年の「私の収穫」だった(まとめになってねー……汗)。

2005/01/19(水) ジェフ・ベックの紙ジャケ
買ってきましたよ、今日発売のEpic時代のジェフ・ベック紙ジャケ、前半5タイトル。



他のところにも書いたように、いちばん好きなのは、第1期ジェフ・ベック・グループ(ヴォーカルにロッド・ステュアート、ベースにロン・ウッド、そしてピアノにニッキー・ホプキンズという、今から考えればチョー豪華メンバー)なんだけど、第2期からベック・ボガート & アピスを経て、名盤『ブロウ・バイ・ブロウ』に上り詰めていくこの時期も大好きです。

今月号のレココレで中シゲヲさんが、ベックのギターを「革新的確信犯、鋭角的でトリッキー、奇想天外な変態フレーズ」と書いているが、まあ、ややオーヴァーだとは思うけれど(笑)、いい得て妙という感じもする。
とにかくブルーズでもハード・ロックでもフォーク(!)でもジャズ的な曲想でも、ひとたびベックのギターが入ってきたとたんに、曲のもつ風景ががらっとベック色に染まってしまう、その個性たるや唯一無二のもので、いわゆる3大ギタリストの中でもいちばん玄人受けする人なんじゃないだろうか。
その分一般的には人気が落ちるわけで、クラプトンやゼップの作品が早いうちから紙ジャケ化されていたのに、ベックの作品はこれまでわずかに3作品しか紙ジャケになってなかった。今月と来月で併せて10タイトルがリリースされるのはご同慶の至りというほかない。

このサイトに遊びにこられる方ならご存知だと思うが、ベックはビートルズともゆかりが深い。
『ブロウ・バイ・ブロウ』はジョージ・マーティンのプロデュースで、ポールの「シーズ・ア・ウーマン」も取り上げられている。
この曲のオリジナルの魅力は、なんといってもリズム(というかグルーヴ)だと思うのだが、ここではリズムはレゲエに改編され、トーキング・モジュレイターなどのトリッキーな使用も含めて、原曲の持つメロディーの美しさを最大限に引き出してみせる。
ビートルズ好きで、ジェフ・ベックを聞いたことがないという方は、ぜひこの「シーズ・ア・ウーマン」、聞いてみてくださいね。

2005/01/12(水) もっとビートルズを
キャピトル・ボックスをMDに落として車のなかで聞いているのだが、これがなかなかよい。
日ごろから「UKオリジナル盤だ、マト・ワンだ、ラウド・カットだ、モービル盤だ!」と言ってるような人からすれば、MDに落として車のなかで聞くなどもっての外!と怒られるようなことかもしれない。え?自分で自分を怒ってどうする?いやいや……なんのことでしょう?(笑)

ファーストの『ミート〜』からサードの『サムシング・ニュー』までのステレオ・ヴァージョンだけを80分のMDに落とすと、最後の「抱きしめたい」のドイツ語ヴァージョンを除いてきれいに収まるのだ。
そしてちゃんとしたオーディオ・セットで聴くと、憂鬱そうな英国の曇り空よりはカリフォルニアの青い空を思わせるような、やけに元気がよくて、メリハリの効いたUSステレオ・ヴァージョンが、車のなかだとほどよいハイファイ・サウンドに聞こえちゃうんですよ。
これは飽きません。ついつい何度も聞いて、いっしょに歌っちゃうんだなあ。

それではみなさんご一緒に!「♪オ〜イエ〜、ア〜イ、テルユサムシン〜」

2005/01/08(土) クリムゾン・リヴァー 2 黙示録の天使たち
前作が大学という閉鎖的な空間で起こる殺人事件に哲学的な意味合いが含まれていたので、今回も大いに期待したが、前作のサイコ・スリラー的な作風から、今回はずいぶんアクションに傾いた感じだ。
ジャン・レノの相棒が前作のヴァンサン・カッセルからブノワ・マジメルへと、ずいぶん若返ったことも関係があるのかもしれない。

途絶したと思われていたキリスト教の一宗派の古い修道院で、壁に架けたキリストの像から血が流れ出すという事件を発端に、猟奇的な殺人が連続するが、それが黙示録の第7の封印と関連づけられ、ストーリーが展開してゆく。
けれどもリュック・ベッソンの脚本はややネタバレの感もあり、前作ほどの意外性が感じられないのが残念なところだ。
最後もインディー・ジョーンズばりのストーリーで苦笑させられた。

カメラは色温度を低めに設定し、イエローに傾いたような独特の色調でじつに美しい。



古色蒼然とした修道院も美しいし、昏さの中にも品格のある映像が展開する。

80歳を過ぎてますます大活躍のクリストファー・リーが相変わらず、怪優ぶりを発揮している。

2004年 フランス映画 99分
DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★☆ (最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=大

2005/01/07(金) 音楽の衰退?
日本レコード協会がまとめた2004年の音楽ソフトの生産額推計値が発表された。
それによると、音楽ソフト全体は4341億円で、前年比5%減である。
オーディオレコード(CDアルバムや同シングル、カセット、アナログ盤など)の生産額は前年比5%減の3788億円、それに対して音楽関連DVDは前年比5%増の532億円である。
売り上げが100万枚を超えるミリオン・セラーは11枚で、全盛期だった98年(48枚)の1/4以下だそうだ。
たしかに03年はSMAPの「世界に一つだけの花」というメガ・ヒットがあったが、昨年はあまり印象に残る作品がなかった。

さてぼく個人を振り返ってみると、昨年買った音楽関連DVDはゼップ、ジョージ・ハリスン、ディキシー・チキン、セロニアス・モンク、MISIAの5枚だけ。
それに対してオーディオ・レコードはビートルズ関連だけでも約40枚、ジャズやロックのアナログ盤や紙ジャケCDを入れると100枚を超えてしまう。

音楽ソフトの売り上げは中年のおじさんたちが支えている。
若者はネットの音楽配信などが中心だが、それより何より、ほかのことに忙しくて音楽聞いてる暇なんかない。


……おっしゃるとおりでございます。 

2005/01/06(木) 今年の初夢
いろんなところに書いているが(笑)、今年手に入れたいものの第一が新しいCDプレイヤーである。
マランツ SA-11S1


ぼくは管球アンプで有名な往年のマランツのことを詳しくは知らないし、日本マランツになってからもあまり興味を持ってはいなかった。
最初に日本マランツを注目したのは、まだレーザー・ディスクが高嶺の花だったころ、PHILIPSブランドでLDプレイヤーを出したときだった。
その気品のあるデザインにまず惹かれましたね。

今から12年ほど前に現在のCDプレイヤー CD-16SE を使いだしたのだが、そのアナログ・ライクな音の柔らかさと音楽の躍動感は価格の割にすばらしいものだった。
当時ぼくはCDプレイヤーを購入するために、行きつけのオーディオ・ショップから自宅に何台も運んでもらって試聴したのだ。そのなかにはD/Aコンバータとプレイヤー・ユニットに分かれた高級プレイヤーもあったのだが、どうしてもアナログよりいいと思うものになかなか巡り合わないころだった。

この CD-16SE だが、今のところとくに不満はない。
では何ゆえ新しいのが欲しいのか。
SACD が聴きたいんですね。
これはマッキーさんの影響もあるなあ。

さてお値段は35万円ナリ。
う〜ん、ビートルズのオリジナル盤を1年間我慢すれば、買えない値段ではないが……。

2005/01/04(火) ご挨拶
皆さま、明けましておめでとうございます。
ご挨拶がとても遅くなってしまいましたが、初春のお慶びを申し上げます。

さて、さっそくですが2005年の年頭にふさわしく、新しく2つのサイトと相互LINKさせていただくことになりました。

ひとつは「BEATLESのアナログ盤」や、「Yellow Parlophone Data Base」のコーナーでもさんざんお世話になっている、ロンドンのレコードショップYAS U.K.さまのサイトです。

そしてもう一つは「紙ジャケ探検隊」の掲示板でも活躍なさっている夜明けのティーンエイジャーさんのブログ帝都熱烈音盤解放戦線です。

どちらもとても奥の深〜いサイトです。
ここ「MUSIC & MOVIES」同様、なにとぞよろしくお願いいたします。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.