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2005/01/21(金)
レココレ 2004 私の収穫
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ジェフ・ベックの特集に釣られて、『レコード・コレクターズ』の2月号を買った。
ところで2月号というと第二特集は毎年恒例、「リイシュー・ベスト10」と「私の収穫」である。 「リイシュー」の方ではロック部門で萩原健太氏が、フォーク・カントリー部門で鈴木カツ氏が、それぞれ第1位にボブ・ディランの『LIVE 1964』を挙げている。 去年はずいぶんディランを聞いたが、ほとんど紙ジャケのオリジナル・アルバムばかりで、考えたらこのCD、まだ買ってなかったなあ。 これはやはり買わなくちゃ。
「私の収穫」の方では、「サンデー・ソングブック」を毎週聞いている身としては、ヤマタツ氏が去年1年間に買った膨大な(たぶん)レコードの中から1枚何を選ぶかが、やはり楽しみである。しかし、毎年ぼくがまったく知らないレコードが選ばれている……(笑)。
さて、今年「おおっ!」と思ったのは次のページだ。
吉田恵彦氏が挙げたのはビートルズの『PPM』、イエロー・パーロフォン・レーベルの「33 1/3」表示のあるステレオ盤。 レココレ編集長の寺田正典氏が挙げたのは、ストーンズの『アフターマス』のタイトル・ロゴが影つきになったジャケットのもの。 今までだったら「ええっ! こんなのがあるんだ〜」とビックリしていたのに、今年は余裕のよっちゃんである。 「33 1/3」表示のイエロー・パーロフォンはYEEXさんから教えてもらったし、影つきロゴの『アフターマス』はMASAさんのサイトで教えてもらったもんね。 ほんとは持ってないわけだから全然えばれないのだが、知ってるというだけで、つい余裕の笑みを浮かべてしまう(笑)。
それにしても、レーベルのちょっとした違いやジャケットのロゴのちょっとした違いが気になって、思い余って大枚をはたいてしまうというのは、評論家や物書きのみなさんもぼくらも同じなんだなあ、と当たり前のことに改めて気づいた今年の「私の収穫」だった(まとめになってねー……汗)。
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