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2005/01/08(土) クリムゾン・リヴァー 2 黙示録の天使たち
前作が大学という閉鎖的な空間で起こる殺人事件に哲学的な意味合いが含まれていたので、今回も大いに期待したが、前作のサイコ・スリラー的な作風から、今回はずいぶんアクションに傾いた感じだ。
ジャン・レノの相棒が前作のヴァンサン・カッセルからブノワ・マジメルへと、ずいぶん若返ったことも関係があるのかもしれない。

途絶したと思われていたキリスト教の一宗派の古い修道院で、壁に架けたキリストの像から血が流れ出すという事件を発端に、猟奇的な殺人が連続するが、それが黙示録の第7の封印と関連づけられ、ストーリーが展開してゆく。
けれどもリュック・ベッソンの脚本はややネタバレの感もあり、前作ほどの意外性が感じられないのが残念なところだ。
最後もインディー・ジョーンズばりのストーリーで苦笑させられた。

カメラは色温度を低めに設定し、イエローに傾いたような独特の色調でじつに美しい。



古色蒼然とした修道院も美しいし、昏さの中にも品格のある映像が展開する。

80歳を過ぎてますます大活躍のクリストファー・リーが相変わらず、怪優ぶりを発揮している。

2004年 フランス映画 99分
DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ)
画質=★★★☆ (最高は★5つ、☆はおまけ)
字幕の大きさ=大


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