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2005/03/15(火)
ジェフ・ベック紙ジャケ
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やっとソニー・ミュージックの「紙ベック」第2期を購入した。
第1期は5枚すべて買ったが(このページの1月19日の項参照)、今回は2枚だけ。 「紙ジャケ探検隊」の掲示板では『ワイヤード』と『ライヴ・ワイヤード』の2枚!と宣言したのだが、実際に買ったのは『ワイヤード』と『ゼア・アンド・バック』になってしまった。 『ライヴ・ワイヤード』を買おうと思っていたのは、「シーズ・ア・ウーマン」のライヴ・ヴァージョンが入っているからだが、紙ジャケ購入前に久しぶりにアナログを引っ張り出して聴いてみたら、あまりよくない(笑)。 いや、ジェフ・ベックに関してはそうでもないのだが、マックス・ミドルトンのキーボードがあまりよくないのかな。 ま、アナログ持ってるからいいや、になってしまったのである。
じつは大顰蹙を覚悟で小声でちょっというと、ぼくは『BBA・ライヴ』もあまりいいとは思わないのだ。 あのときはとにかくジェフ・ベックが来る!というので、みんな大興奮していて、ライヴ当日も演奏がどうとか、芸術性がどうとかいうまえに、あのジェフ・ベックが目の前でギター弾いてる!というその事実にみんな大熱狂していたのではないか。 レコードとして聴いてみると、案外冗長で緊迫感がなく、とくにカーマイン・アピスのドラム・ソロは退屈です(笑)。
だいたいドラム・ソロというのは聴くものではなくて見るものなので、ジンジャー・ベイカーのソロだってクリームの全盛期にはすごいテクニックだと思っていたのに、今となれば退屈でしかない。 ぼくにとって聴いてもスリリングなドラム・ソロというのはマックス・ローチだけだ。
ところで今回の紙ジャケ、ほんとうにソニーが愛情をもって作っているのがわかる。
写真でジャケットの質感がわかっていただけるか心配だが、インナー・バッグやエピックのレーベルだってこだわりの再現らしいし、なんといってもジャケを収納する糊のついた外袋までこだわっているのだ! なにが哀しいって、あの外袋を開けるときのペリペリペリ……っていう音ほど哀しいものはない。 こんどのソニーの外袋は音がしないんです! 参りました(笑)。
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