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2005/06/11(土)
ぼくのシネ・レヴュー ― ドラムライン
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アメリカの大学のマーチング・バンドを舞台にした、見ているうちにひとりでに足がリズムを取り体が動き出すような映画だ。
ぼくの勤務先のすぐ近くにある高校にもマーチング・バンドがあって、ときどき練習しているところに通りかかったりする。 この学校は女子駅伝が全国大会に出場したり、ダンス・チームが全米のコンテストで優勝したり、かなり有名な高校だ。 おそろいのユニフォームを着てブラスバンドやチア・リーダーたちがグラウンドを華やかに動き回るようすは見ても聞いても楽しいものだが、さすが本場アメリカのマーチング・バンドともなれば、やはり格が違うなと、見ていて圧倒されてしまった。
優勝決定戦におけるドラムラインのバトルがクライマックスなのでストーリーはいかにもお決まりのものだし、主人公に魅力が乏しいのもやや減点ものだが、全編に流れるブラック・ミュージックとドラムの響きで見終わった後の気分は爽快だ。
2002年 119分 DVD シネマスコープ・サイズ(スクィーズ) 画質=★★★★ (最高は★5つ) 字幕の大きさ=中
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