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2005/11/09(水)
今週のあいのり
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今週月曜日放送の「あいのり」は旧ソ連のウクライナを旅していたのですが、その番組の後半の15分を使って、19年前に起きたチェルノブイリ原発爆発事故の現場付近を番組ディレクターが潜入し、その特集みたいな構成になっていました。現場付近は安全が保障されるというものではないので、あいのりメンバーは事故現場から30キロ以内の区域には行けなかったのですが、元々報道志望でその業界に入ったと言う番組ディレクターが、その報道魂に火が点き、今でも多量の放射能が残ると言うゴーストタウンと化した現場付近に潜入し、その現状をリポートしてくれたのです。なので番組後半にはあいのりメンバーがほとんど出てきませんでした。 私は今週のあいのりを観てチェルノブイリ原発事故から19年経った今の現状を知る事ができてとても為になり良かったと思ってますが、あいのりメンバーの恋の展開を楽しみに番組を観ている視聴者からは今回の放送に関しては批判的な意見が多いのではと思いあいのりのHPを観てみましたが、意外と好意的な意見が多くて安心しました。事故の事を教科書などでしか知らない十代の人の好意的な意見も多くて嬉しかったです。 現在のあいのりメンバーでチェルノブイリ事故の事を知っているメンバーは7人中3人だけだったと言う事には驚きました。もう19年も前の事なので仕方ないですけど。ちなみに私は当時中学生だったので、事故の事はニュースなどで思いっきりリアルタイムで観てました。 今、音楽繋がりの知り合いの人で高校生の人も沢山いますが、その人達は事故当時まだ生まれてなかったんですよね。そう考えると世代の違いを凄く感じてしまいます。そんな「チェルノブイリ事故を知らない子供達」と友達ヅラして普通に会話している自分が不思議に思えてきます。 じゃあ、今の高校生って「グリコ・森永事件」も知らないとか?それどころか、オウム事件さえも知らないとか??地下鉄サリン事件やオウム施設への強制捜査は10年前の事なので、今の高校生は当時まだ6歳〜8歳!!つまりまだ保育園の年長組〜小学2年生だったなんて信じられないです!!
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