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2006/01/11(水)
名古屋の交通事情
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名古屋といえばトヨタ自動車のお膝元。更に道路が綺麗に整備されているため、自動車の保有率が高く「自動車王国」とも言われている。
名古屋ナンバーの車は保有台数が日本一なのです。名古屋ナンバーの区域よりもずっと人口が多い横浜ナンバーを抑えて堂々の全国一なのです！
対象的に鉄道事情は決して良いとは言えません。あれだけの大都市にも拘らずマイカー利用の割合が多い土地柄なので、鉄道やバスなどの公共交通機関の利用率が低く、市バスで黒字路線はごく一部の路線だけだそうですし、地下鉄６路線のうち東山線と鶴舞線以外の４路線は赤字だそうです。
名古屋市ではありませんが、名鉄小牧駅とニュータウンを結ぶ桃花台新交通「ピーチライナー」は開業十数年にして廃止の危機に瀕しています。利用者数が当初の予想を大きく下回っている原因は、ニュータウンの人口が計画よりも増えてない事、競合路線のＪＲやバスに客を奪われてる事、ＪＲの駅とは結ばれておらず不便な事、だそうだ。
このピーチライナーは利用客の低迷から数年前に異例の料金大幅値下げをしたのですが、それでも利用客はあまり増えなかったそうです。私としては路線をＪＲの駅まで延長して何とか廃止は避けて欲しいのですが、その赤字額はとんでもない額だそうだ。
そして一昨年に開業したばかりのＪＲ名古屋駅と名古屋港の金城埠頭を結ぶ名古屋臨海高速鉄道「あおなみ線」も利用客数が予想を大きく下回っているそうだ。料金が割高な事と、名古屋駅での他路線との乗換えが不便な事が主な要因だとか。
「ピーチライナー」も「あおなみ線」も鉄道好きの私からすれば乗ってて楽しい魅力的な路線です。共に鉄道ファン受けする路線ではあるとは思うけど、もっと沿線住民に利用される使い勝手の良い路線にしていかなくてはいけないんですよね。
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