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2006/04/19(水)
野球ファンに不評のナゴヤドーム
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なんですよ! 最近はメジャー志向の強い野球ファンが多いので、人工芝やドーム球場はファンからも好まれない傾向にあるのですが、それ以外にも理由があります。 主な理由としては、客席が2段(企画席の中段も入れると3段)に分かれているため、応援に一体感が無く盛り上がらない事、外野フェンスが高いせいもあって外野の上段席(5,6階席)からは特に死角が多い、市の中心部から離れている、などです。 ナゴヤドームについて検索していたらあるサイトに流れ着き、そこに色んなスタジアムの評価がされていた。「見易さ」のC評価はまだ仕方が無いとしても、「雰囲気」のC評価は絶対納得出来ません!!しかも東京ドームはその両方がA評価になっているのです。東京ドームは内部構造がナゴヤドームほど凝ってない分死角はそれほど無いかもしれませんが、でも外野フェンスがあれだけ高いのだから、外野席からだと死角だってそれなりにあるはずです。「雰囲気」の基準がよく分かりませんが、ナゴヤドームは客席が階によって色分けされていて、色んな企画席もあって、私的には日本一…いや、世界一綺麗なスタジアムだと思います!! その評価をした人のプロフィールを見たら巨人ファンのようです。だったらある意味納得しました。恐らくその人は「アンチ中日」なのでしょう!だからその中日のホームグランドであるナゴヤドームに対して良い評価をしたくないのだと思う。 日本の野球ファンの多くが「理想の球場」と絶賛するのが、イチローのいるシアトルマリナーズのホームグランドのセーフコフィールド。この球場は開閉屋根付きの天然芝球場なのです。 ナゴヤドームがそんなにボロクソに言われて、メジャーの球場がそんなに絶賛されるのは自分にとって面白くない!と思い、セーフコフィールドの欠点を調べてみました。そして日本の野球ファンの多くが絶賛するセーフコフィールドの欠点も見付けました! 1つは交通アクセス。場所的には市の中心部から近いのですが、近くに鉄道の駅が無く、公共交通機関だと手段がバスに限られてしまう事。バスだと交通渋滞もありますし、輸送力も知れてますからね。 そしてもう1つは、屋根付き球場ではあるけど密閉は出来なくて、屋根を閉めても大きな隙間が出来てしまう事。それによって風が吹き込んでくるそうです。シアトルはカナダ国境に近く夏以外の季節は寒いそうなのです。球場内には空調設備も無いため、夏以外の観戦はかなり寒いとか。 そこへいくとナゴヤドームはシーズン序盤の春先のナイターでも暖かく、真夏のデーゲームでも涼しい快適な球場です。しかも人工芝の多目的ドームなので野球以外のイベントにも使えます。天然芝だと芝を痛めてしまうので、野球以外のイベント(ライブや展示会など)はなかなか出来ません。それから、ナゴヤドームはあの大きな屋根で雨水を溜め、その水をドーム内のトイレに有効活用されている環境面にも考慮されたドームなのです。天然芝だと多額の維持費がかかりますし、屋根の開閉には大量の電力が必要だと思われます。 ナゴヤドームはのんびり、ゆったりと野球観戦をするにはとても居心地の良い快適な空間だと思います。
今日の画像は夜景シリーズ第8弾!!(最終回) 名古屋駅ビル「JRセントラルタワーズ」のクリスマスイルミネーションの2003年版です。
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