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2012/08/25(土)
トロッコ電車から見た景色
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トロッコ電車は日本一深いV字谷を通っていきます。 これは車窓から見た黒部川の景色で、青い空、木々の緑、 エメラルドグリーンの川の色がとってもきれいでした。 秋は紅葉が美しいそうです。
ところで、トロッコ電車はかつてダム建設のために作られた鉄道とのことです。 今は観光用かと思いがちですが、ダムや関電(富山は関西電力)の発電所で働く人々などの通勤の足にもなっています。
さて、雪の時期の12月〜4月半ばはトロッコ電車が運休となりますが、その間もダムや発電所の職員は仕事があります。
その間ずっとこもりっきりなのでしょうか?でも食料は?
室井滋さんの社内アナウンスによれば、 トロッコ電車の線路に沿って「冬期歩道」というコンクリート製のトンネルがずっと続いていて、 20kmを6時間かけて歩くそうです。
トンネルはところどころに明かりとりの窓がありますが、 ほとんど暗いでしょう。 そして中は少しかがまなければならないほどの高さといいます。 ここを6時間! しんどいですねぇ。
たぶん何日か交替で行くのでしょうね。 途中にきれいな保養所みたいな建物があったので、そこで生活するのかな、と思いました。
トロッコ電車に向かって発電所の職員の男性が手をふってくれてうれしい気持ちになりましたが、 冬は苦労されてたいへんだろうな、と頭が下がる思いがしました。
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