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2005/04/21(木)
暖〜Nuan〜
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名駅まで映画を見に行きました。『故郷(ふるさと)の香り』(原題『暖〜Nuan〜』)です。井河(ジンフー)が北京から故郷に帰ってきて、昔の恋人暖(ヌアン)と再会する。けど、暖は村いちばんの嫌われ者(?)、耳の不自由なヤーバと結婚して女の子がいた。今の様子と、昔の思い出を織りなすように映画は進んでいくんだけど、あまりに淡々と進んでいくから、最後に大どんでん返しなんかないだろうと思った。そしたら、なかったんだけど、でもぐっとくるいいラストだったと思う。 全体の印象は、なんとなく暗いんだけど、その中で、昔の暖と暖の娘のヤーがぱっと明るい印象で、その対称がよかったかな。 この映画、一見恋愛映画って感じなんだけど、実際は人間愛がテーマなのかな。ヤーバ役の香川照之さんの存在がすごく絶妙で、ハッピーエンドではなかったのかもしれないけれど、後味の悪いものではなかったのは、このヤーバの存在なのかもしれない。 まあ、あんまり書いちゃうとこれから見る人に失礼だから、この辺でやめとこ(笑)。
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