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2005/07/27(水) 私の人生をきっと変えた人。その1
唐突だけど、運命の人っていると思う。うーん、うちが言いたいのは映画やドラマのようなすごい恋愛って意味じゃなくて(笑)、自分の人生や、考え方を大幅に変えるような影響を自分自身に与えてくれる人って意味。なんていうか、人の出会いって実は全部つながってると思うの。あの人がいたから、この人に会えた、とか、あの人がいたから今自分はここにいるとか。そうやって考えると、無駄な出会いってのはないし、すべての出会った人が、なにかしら自分に影響を与えていると考えることができる。

そんな今日は、私の人生をきっと変えた人、第1弾ってことで、今まで出会った人の中で、もっとも大きな影響をうちに与えた人を紹介してみる。

その人は高校時代の国語の先生。年はうちより8コか9コ上の女の先生。高校時代だったから当時26歳だったかな。国語がめちゃくちゃ苦手で、さらに大学入試科目に小論文があったので、ものすごくお世話になりました。でも、実は最初授業が始まる前に見た先生の第一印象は「こわっ」の一言。あんまりよかったとは言えない。最初の授業で一応自己紹介はしたと思うんだけど、「私は本を読むのが好きです。」って言って、自分の名前も何も書いてない黒板に「山田詠美」って書いた。先生の好きな作家さんだそうだ。先生は口数の少ない人間なんだけど、自分の好きなことについて話す時、目がきらきらしてて、その姿を見たとたんに「うちはこの人からすごくいい影響を受ける」と確信に近い気持ちでそう思った。事実、ものすごい影響を受けた。国語は相変わらず苦手だったから、センター試験まで迷惑と心配のかけっぱなしだったけど、それでもうちは先生の影響でものすごくたくさん本を読むようになったし、ものを考えてそれを書くことがすごく好きになった。(だからこの当時の日記はたぶんいちばん深み?がある)
この先生は、でも先生っぽくない。どう言っていいのかわからんけど、ぱっと見、あんまり情熱的じゃない。と思ってたんだけど、実はものすごく秘めた情熱を持っていた。それでも、悩み事とかを相談した時にアドバイスはくれないんだよねー。でも。うちにとってはアドバイスをくれることより、話を聞いてきれることが大事で、すごく気持ちが辛かったときに、何度も話を聞いてもらってすっとした。今まで出会った先生と全然違った。今まで身近にこのような人間はいなかったから、すごく新鮮だったし、自分にないすばらしい魅力を持っていたから、国語以外の人生観とかについてもいろいろ話を聞きたいと思った。
ただ好きになって楽しい気分になれるだけじゃなくて、自分がこの人から学ぼうという気持ちを芽生えさせてくれたとても大きな存在でした。

この人の存在は今でもすごく大きくて、もう卒業して4年以上経ってるのに、いまだに連絡を取り合ってる。というか、うちが一方的に(?)手紙を書き続けてるってのが本当のところだけど。
でも、今自分がこういう人間なのは、その先生に大いに影響されてるからなのだとは確実に思う。きっと先生に出会わなければ、今の自分はなかったんじゃないかなーと思ってる。それくらい大切な出会いだったと思います。


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