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2005/08/10(水)
私の人生をきっと変えた人。その2
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私の人生にもっとも影響を与えたと思われる人は、前回(7月27日)その1で書いた高校時代の国語の先生なんだけど、自分の人生でターニングポイントになったと思われる人は実は他にいる。 この人との出会いは実に不思議だったんだ。その人は私が高校2年生だった頃教育実習でうちの学校に来た女の人。担当は中国語。うちのクラスに入ったわけじゃないんだけど、週に1回の中国語の授業に来た人だった。最初に中国語で挨拶してた。今思えばきっとたいしたこと言ってなかったと思うけど、まだ勉強して1、2ヶ月のうちらから見たら、すげーって感じだった。そんなに騒ぐ感じの人じゃなくて、クールな雰囲気がすごく気になる存在だった。 たった3週間の実習なのに、すぐ仲良くなって、中国語のこととかいろいろ教えてもらった。「なんで中国語を勉強しようと思ったんですか?」って聞いたら「英語はもういいかなって思った。中国語なら最初からみんな同じスタートラインに立てるかなって思った。」って。あっさりした答えだった。しかも情熱的な答えでもなく…(笑)。それでもそういう考え方もあるんだ、そういう生き方もあるんだ、ってはっとさせられた気がした。それでうちは中国語をものすごくがんばろうと思えるようになったんです。だから、すごく小さな出会いだったように思えるけど、その後の影響力ってのはものすごく絶大で、この時人生が変わったと言っても過言ではないような気がしたのさ。 教育実習後も何度か、というより、数年手紙のやりとりはしていたんだけど、いったん途切れた。2年くらい前にまた書いてみたら、結婚して子どもが生まれたって返事が来た。先生は、本当の先生にはなってないし、中国語も続けてなかった。でも、私を変えてくれたと言う点で、すごくいい出会いだったと言える。 だから、今はもう音信普通だけど、彼女のことは一生忘れない。
キーホルダーのエミちゃんがなんと専門学校時代中国語を習ってたらしい。おー。今度から中国語で話そうか(笑)。
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