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2006/04/19(水)
授業改善の会議
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昨日の会話のテストのあと、クラスの4人で、ちょっとした会議をした。最近「中国語」の授業がいまいちで、特に韓国人の2人がすごく怒ってた。確かに、このままじゃまずいってことで、どうしたらいいかってのをみんなで話し合った。主に先生の授業の仕方に問題があるってことだった。たしかに今使ってる教科書が、難しいわりに、あんまり内容のない本で、これが主原因ではあるんだけど、でも、先生の説明がものすごく少なくて、前の学期はそれでも、パソコンとか使って、説明も詳しくしてたのに、今は先生一人で教科書読んで、ちょっとだけ解説して、はい、次、みたいな感じなんだ。 会話の先生に話したら、「同僚だから、その先生の面子をつぶすことになりかねないから、うまくアドバイスすることはできない。ただ、教科書が難しいから、もっとゆっくり授業を進めてほしい、とか生徒がどうやらちょっと不満を抱えているようだよ、と伝えることはできる」と言ってくれた。 本当はうちらの不満を直接伝えるのがいちばんいい解決方法なんだろうけど、先生はちょっとプライドも高いし、「先生の授業のやりかたは悪い」とか言って、先生を怒らせたら逆効果だし、…ってことで、とにかく、うちらが授業積極的に受けて、わからないところをどんどん聞いて、先生の説明不足を暗に訴えることにした。ただ、ひとりひとりの考え方は本当に違っていて、イタリア人の男の子は、あんまり授業に不満を持っていないらしく、うちらの話を聞いて、ちょっと不服そうに帰っていった。
夜、部屋に突然先生がやってきた。たぶん、会話の先生が、担任の先生に何かを伝えたのだろうと思う。テストの前日だったけれど、事が重大なだけに、この機会を逃してはいけないと思った。 うちは、2人の韓国人ほど、不満は抱えていないけれども、2人の気持ちが伝わってくるのか、最近授業中なんか憂鬱な気分になって、勉強を楽しめない。 先生は、授業のどこに不満があるか、どのような授業を望んでいるか、どのように改善すべきか、などうちの意見を聞いてきた。うちもうまく言えなかった。ただ、先生の意見はこうだった。うちらはレベルが高いから、前に比べて、自分で勉強する余地をたくさん与えている、と。先生の考え方は間違ってないかもしれない。うちらは先生や授業に頼ってばっかりでなく、自分でもっと勉強しないといけないのかもしれない。でも、それで、授業中に与える勉強の内容が少なくなるってことは、やっぱり先生がサボってるって思われても仕方ないんじゃないかなとも思う。 でも、先生と話して、問題は大きくなったような気も…。 1、教科書がいまいち(難しいくせにおもしろくない) 2、先生の教え方がいまいち(特に文法の説明) 3、クラスの雰囲気がいまいち(会話の授業だけ参加している人や、中国語の授業だけ参加している人がいるために、団結力が生まれない)
もちろん、すべては言い訳なのかもしれない。でも、前の学期と状況が違うからこそ生まれた問題も少なくない気がする。 ただ、消極的なことばっかり言っていても解決しないよね。うちらはみんなで決めたから。ゴールデンウィーク以降は積極的に授業を受けて、みんなでがんばる。だって、あと2ヶ月なんだもん。
ここにはかいつまんで書いただけなので、すべての内容は書ききれていないと思う。でも、決してうちらは腹が立って文句を言いたいがために会議を開いたのではない。本当に勉強がしたくて、たくさんのことを学びたくて、前向きに考えている。それぞれの人が抱えているものは異なるけれど、でも、解決しようと必死なんです。
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