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2006/06/13(火)
突然来たアメリカ人
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昨日の授業中、突然来客があった。なんかね、昨日からアメリカ人の短期留学生がやってきて、その人たちがうちのクラスに入るというのだ。しかも、4人。みんな華僑の人で、見た感じ、正直勉強する必要あるのか?って疑問に思うほど、中国語ぺらぺら。 正直このことは、うちらにすごく大きな打撃を与えた。うちら、あと2週間で今学期が終わるの。しかも、1年間勉強を続けてきた最後の最後の半月だから、それなりに、クラスメイトとも名残惜しみながら大切にしたい時期だったのね。 なのに、突然やってきたアメリカ人。いや、アメリカ人に罪はないんだけどね。 そしたら、先生の授業も、その人たちに合わせるように変わって、ちょっと腹が立った。「はい、本文読んで」とか。はぁ?うちら授業にすごく文句があって、何度も何度も要求して変わらんかった授業が、アメリカ人がやってきたことによって、すっかり変わった。まあ、前よりよくなったからいいことはいいんだけど、ちょっとうちらばかにされてるみたいで悔しかった。 クラスの子もものすごく怒ってて、うちは、アメリカ人が会話の授業も来るならちょっとめんどくさいなと思っていた。 お昼にたまたま食堂で会話の先生に会ったから、午後にちょっと話がしたいって言って時間とってもらった。先生も昨日のお昼に知ったばっかりだそうで、ちょっと不満げだった。でも、先生は上が決めたことに文句は言えないから、それなりに授業するだけなんだよね。 先生はうちの話を聞いて、それなりの理解を示してくれた。そんで、うちらが話してる最中に、「うちは担任の先生の態度の変わり具合にはちょっと腹が立ったけど、でも、授業は前よりよくなったから、それには満足してる」と伝えた。うち、不満を抱えて先生のところにいったはずなのに、あれ??(笑) 「時々ほんとおもしろいこと言うよね」と先生に言われて、ちょっと気分がすっきりした。 今日、会話の授業に行ってみたら、アメリカ人が4人から7人に増えてた! ただ、会話の先生に昨日自分の気持ちを伝えていたし、先生もいろいろと折り合いをつけていい授業してくれたから、大きな問題も起こらず授業は終わった。 お昼に事務所の先生(といってもうちの作文の先生)に今の問題を伝えた。もちろん、何も変わらないのは分かってた。でも、事務所の先生が理解してくれれば、少しは救いになる。そう思った。うちは別に激怒して文句言いに行ったわけじゃない。だから、先生もある程度理解を示してくれた。どっちにしてもあと、2週間。アメリカ人たちは、別に悪くないし、いやな人たちでもない。ただ、たった2週間、しかも来週はテストだから、うちらもものすごく混乱してるんだ。ちょっと学校もひどいよなと思いつつ、でも、うちの気持ちは前より落ち着いてる。 それは、いい先生と、いいクラスメイトに囲まれてるからだろうなぁ。
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