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2005/12/10(土)
縁は異なもの
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むかしむかし、ある所にライパパという、飾り時計のすきなおじさんがいたそうな。 ある日、おじさんは随分前から欲しがっていた飾り時計が、破格値で 売りに出されていたのを知って、早速買いに出かけたとさ。 その時計は…飾りの一部が割れていたり、針が伸びすぎていてうまく回らなかったりして 倉庫に眠っていたそうな。 ところが、もうひとつ、同じくお買い得の飾り時計を買ったなら その中から、その時計の部品とは思えないものが、ころり〜んと出てきたそうな。 どこかで見たような形だと、手に取って割れていた所にあてがってみると 何と不思議、ぴったりとくっついたではありませんか! ようもまあ、2つ同時に買ったものよと、この不思議な「縁」に いたく感動したおじさんでござったそうな…。
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