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2007/10/11(木)
栗と豚と僕のストーリー
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登場人物
栗=最近、ベトナムで人気沸騰中のアニソン歌手。 長野に拠点とし、世界へ羽ばたく「イナカライダー」。 豚=説明不要のファイナルデブ。 別名、渡辺徹、アジャ(エリカ様)、丸太、時津風邪、 白鳳、朝醤油、屯田兵、他、無限大。 僕=サッカーが大好きな爽やかな好青年。将来の夢は医者。 理想の人物像、「田舎住まいの人、とくに太っている人」
〜栗と豚と僕のストーリー〜
おととい、栗の授業が終わるのを関山(豚)と二人でまっていた。 もっぱら暇だったので、サッカーでもしよかと、車にボールをとりに。 そこで豚は、車の中の釣り道具を見いて即座に
関山「てっさぁん、釣りしましょ。やったりましょ。」
俺「いきましょか」
関山「軽っ!」
ということで、ゆで作の近くの池に行くことになった。
しかしその池は、どこか不気味だった。
水面に何かがいると思い、見ていたら波紋も立てずにすっと消えた物体。気味が悪い。
そして盗難車両の折り曲げられたナンバー2枚。
陸近くの水辺でバッシャバシャとうごめくヌルヌルの黒い物体。
俺と関山は確実におびえていた。
しかし、不気味ながらも釣りを続け、日が暮れるまでキャスティングし続けた。
アタリはあったが、互いに釣り上げることはできなかった。
しかし、ここに記したいのは釣りのことではない。
そう。2人は確実に「奴ら」の繁殖に貢献してしまったのだ。
池にたどり着くには、草むらを掻き分けて進まなければいけなかった。
そのとき、二人は奴らに強襲されてしまったのだ。
そう、「ひっつき虫」だ。
池に着き、足元を見ると、数万個ものひっつき虫がくっついているではないか。
二人は、その時点で確実に諦めていた。
もちろん、帰りもその道を通ったことを忘れないでほしい。
出発地点に到着した時には、2人の体は数億ものひっつき虫に蝕まれていた。
釣りをした時間より、ひっつき虫をとっていた時間のほうが長いといっても過言ではなさそうだ。
暗い中、車通りの多い道でその虫をひたすら取っている俺らをヘッドライトで照らされるほどの屈辱は絶対に忘れない。
※もちろん、栗沢は授業をとっくに終え、家で待機している。
ようやくとり終えた二人は、すさまじく空腹状態であった。
「腹が空」と書いて空腹。
そう、関山は限界の頂点まで上り詰めていたのだ。
あの油汗は、確実に車のシートにしみこんでいるだろう。
そんなこんなで、二人は食材を買いにアピタ長久手店に向かう。
食料品コーナーで新鮮な秋刀魚や鮪、そして様々な食材が二人の脳を刺激する。
栗沢の家で手料理を作ろうと考えていたが、我慢できずに唐揚、炒飯、ゲソの唐揚を買ってしまう。(栗の分を除いて)
まさにアピタの思う壺だ。
しかしそれでは二人のプライドが傷ついてしまう。
そこで、豚肉、しし唐、キムチ、鷹の爪、麺を買う。
買い物を済ませ、栗の家に向かう所だが、またまたアピタ内のゲーセンで遊んでしまう。
関山は筋肉マンのキーホルダーに挑戦。
取れたのはラーメンマンだ。
余談だが、彼が言うにはラーメンマンはあまり好きではないようだ。
そんなこんなで栗の家に向かう。
(もちろんアピタにもひっつき虫の子種を数匹植え付ける)
二人は栗の家に到着。
やはり栗も空腹の完全体だった。
俺は即座に袋から食材を出し、右手に包丁、左手にドラゴンボールの39巻を持ち、料理を始めた!!
ここで・・
★★鉄人のワクワク本格一品料理♪★★
さぁ始まりました。帝国ホテルのユーザーもうなる、鉄人の一品料理の時間です。みんなもコレを参考に、簡単本格料理にチャレンジだ!!
料理名「辛いMEN」
食材、アピタで買った食材 豚肉、しし唐、キムチ、鷹の爪、やきそば麺 調味料、塩コショウ、七味、キムチの素(桃屋)
@熱したフライパンに油をひき、豚肉、鷹の爪を炒める。 塩コショウも忘れずに。
A豚肉の色が変わったら、ヘタをとったしし唐、キムチをいれ、サッと炒める。
B全ての具材がなじんできたら、麺を投入。
Cササッと炒め、キムチの素を適量入れる。好みで七味も。
ある程度炒めて出来上がり! 上にカラムーチョをのせてもおいしぞ!
〜鉄人のワクワク本格一品料理でした〜
てなわけで激辛麺を栗に食べさせる。
栗「辛っ!」
思惑通りだ。
しかし・・・
栗「けど、うまっ」
完全に思惑が外れてしまった。
そんなこんなで仲良く皆で飯を喰らい、満腹になったところで
ゲーセンに行く。久しぶりだ。
(もちろん、栗沢の家にも奴の子種を植え付けておいた。)
ゲーセンに行き、栗のテンションマックスだ。
麻雀のゲームをやり、そしてまたもや栗はテンションマックス。
そしてそのゲームを終え、次は変なゲーム。
栗は景品の雀牌がほしいとワガママをいうのだ。
まさに3歳児。青二才の三歳児だ。
栗と豚と俺はみんなで力をあわせ、とることに成功。
変な時計とバナナも同時に手に入り、栗は気分上乗。
そして朝になり、豚くんは三重の小屋(養豚場)に帰った。
取り残された二人は、取り残された。
俺も家に帰らなければならず、二人は俺の家で寝ることに。
家についた時刻は朝7時。
起きる予定は朝9時。
2時間の睡眠ができる!と余裕の趣で二人は寝た。
栗沢は9時に起きたらしいが、俺は起きなかった。
なぜか午後2時まで体が動かないのだ!!!!!!!!!!!
おそらく金縛りだろう。(とでも言っておくか。)
そんなこんなで、2人は学校へ。
優雅に爽快に快適にテニスをし、気持ちのいい汗をかき、 3人のストーリーは終幕を経たのであった。
特に落ちなどないが、こんな濃厚な一日を過ごせたのは、
イナカライダー栗沢とファイナルデブのおかげだと
俺は心の底から感じているのであった・・。
おしまい。
こんな超大作ミクシーに載せなきゃもったいないな。うん。
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