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2009/09/03(木)
道具に依存してたことによる愚かさ
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半端な道具というのは便利だけど人間をダメにしますね
ハイスペックのコンデジを持ち歩くようになっただけで意識が変わったというより思い出した？
学生時代は常に鞄の中にスケッチブックがあって、散歩が大好きだったわけです
社会人になっても普通の人よりは街の景色や人のファッションを常に見てるつもりです
いやつもりでしたね…
数字を追うことが優先になり作品という原点に対する意識の低下もあります
しかし最大の理由は道具の利便性に甘えた弱さかと
携帯電話にカメラが付いた時からもうダメになりました
以前から当然、使い捨てカメラに撮ってたんですが使い捨てカメラは現像しにカメラ屋さんに行くという作業があったのです
この面倒な作業というものが自分の頭に記憶の組織化をさせてくれるんです
手間というのはとても大切なことです
デジカメには手間要らないだろって？
携帯電話の付属やオートフォーカスのみのカメラだとね
でもハイスペックなコンデジになるとISO感度や露出やシャッタースピードがそれなりに変えられるんです
そうなると話はかなり変わります
記録とは少し離れてしまいますが記憶に刻まれることが大事なんです
記憶と記録の連動が可能になる
一眼レフになると更に変わりますね
視点や角度が変われば考え方にまで影響してきます
美しいものを追いかけるのにひたすらに必死だったあの頃をカメラが思い出させてくれました
続く
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