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2004年10月
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2004/10/10(日) side A:    く ら い そ ら
台風一過の予報は外れて、細い雨が降る。

離れてしまった枝や葉を集め、倒れてしまった花たちは、一株一株確かめながら、副木をしたりテープを巻いたりする。一番奥の片隅で、ちっちゃな薔薇が咲き始めている。

眠りにつく花たちと、今から蕾をつける花たちの、居場所を少し変えたりしてから、お家に入れておいたみんなを、外に出す。

駅に向かう道のあちこちには、昨日の風で役目を終わってしまった木や花や、看板やポスターが、まだそのままで濡れている。

身体の調子が、少し悪い。

最近始まった訳ではないけれど、6月から診療科目は一つ増えて、9月の学校が始まる前には、少し入院していた。どうしても、行かなければならない仕事だけは、病院には学校の行事だと嘘をついて、行った。

色んなことを考える。

心を病んでしまった頃も、なんとか惰性と慣性で、表面上の大きな暮らしの変化は無かったし、心がどんなに血を流したって、カラダだって頑張ってくれていて、先にゴールは見えていた。遠くても。

今日ぐらい、晴れてくれたっていいじゃない。嵐の後ぐらいは。


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