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2003/10/11(土) side B: ありがとう!アソコ。
昨日は予定通りお仕事をして、ビジネスホテルに泊まったので、今日は通しで出勤してる。

以前の日記にサラッと書いた事があるんだけど、私の身体はお仕事でイク。イクようになった最初は、コントロール出来なくて、お仕事中に眠ってしまったり、帰りの階段で腰が砕けたり、今では笑い話にしかならない事がたびたびあった。でもそのおかげで、遊び慣れた太いお客様達に、面白がられてって言うか、珍しがられて指名は増え、そしてソープ嬢としてはそういうお客様に鍛えてもらった。少しずつ自分でコントロール出来るようになってきて、今は自分で「イク」のスイッチを押せる。

ある意味私は、インチキソープ嬢なのかも知れない。もちろん、マニュアル通りに、椅子、潜望鏡、マットをこなし、希望があればクグリ椅子だって出来る。でも私の一番の売りは、お客さんに合わせてイク事が出来る事だ。昂まるお客さんのペニスを感じて、私はスイッチを押す。子宮底が下がってきて、亀頭を包み込み、膣蠕動が始まって、お客さんは堪らずに放出する。そしてお客さんは言う「こんなの始めてだよ、驚いた。」そして、また指名してくれる。

少し怖くなった事がある。正直に言えば、私はイク事が好きだ。「楽しんで」と言うのとは少し違うのだけれど、イク事でお仕事自体の辛さが和らいではいる。素人処女な私は、当たり前だけどお客さんとしかイッタことが無い。

もし私がお仕事で無く、イクようになっていたら、きっと私はイク事にすごく執着した予感がある。イクを愛や恋だと錯覚したり、イク事を求めて、恋人を探したり、イクを無くしたくなくて、イカセテくれる男の人に執着する私が見える。

最初は自分の身体が嫌になった。大変な決断をして、泣きながら仕事を始めたはずの「自分の身体を犠牲にした可哀想な私」は、その仕事で、大きな快楽を得てしまう。仕事だと割り切って、「身体を時間貸しにしているソープ嬢」のはずなのに、自分自身がイッテしまって、こんなんじゃお客さんにもナメラレテしまう。

そんな頃、私は信頼する先輩に相談した。「どうしたらいんでしょう?」って。真顔で尋ねる私に、先輩は笑い出し、咳き込んでしまい、私は慌ててDバックから、コントレックスを出して彼女に渡した。

「うらやましいよ。気にする事ないじゃん。お客さん絶対喜んでるよ。イッちゃいやすいのは、少しずつ飼い慣らしてやればいいよ。」

「飼いならす」この言葉がすごく頭に入って来た。仕事では無くイクようになっていたら、私は「イク」に飼われていたかも知れない。イク自分を嫌っていたら、やはり「イク」に仕えるようになっていたかも知れない。

テクニック的な部分も少し先輩に教えてもらって、少しずつ私は飼いならしていった。今は近しい友人で、玩具で、そして趣味でもある。

昨日のお客さんはこう表現した。「先っぽに何か当たる感じがして、アレレと思っていると根元から絞られる感じがして、コントロールできなくなるんだよな、**ちゃんのアソコって。」

ありがとう、アソコ。ありがとう、イク身体。キミ達のおかげで私は稼げています。

18時からWが続いて2本入っていて、今日は上がりだ。頑張ろう。


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