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2004/06/15(火)
side A : 朝顔2号、そして3号
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東の空の隅っこから、少しずつ夜は明けてきて、夏よりちょっとだけ淡い青が、少しずつ星を追ってゆく。私はそれをずっと見ていた。
昨日は一睡も出来なかった。
本棚の前をうろうろして、絵本を開き、そして閉じる。思いついて探してみた、今までいつだって笑えたような気がした、4コママンガの単行本も見つかりはしたのだけれど、表紙だけ見てやめた。
眠剤も飲んで何度かベッドに横になり、無理やり寝ようとして失敗し、また本棚へ行くけれど、やっぱり読める本は無かった。
あきらめて、色々考えてみた。想い出してみた。
南の窓から、夜が明けていくのをずっとみながら、いろんな思いが浮かぶ。
空に星は無くなって、でも、まだ薄暗い中でみんなにお水をあげはじめた。
今日は、朝顔2号と3号が咲いている。まだつるも伸びていないのに、ちっちゃいお花が咲いていた。
せめて、今日が晴れで良かった。
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![](/user/reversible/img/2004_6/15.jpg) |
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