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2004/02/18(水) ♪どこでもFUCK、パートU♪
ソファーに座って、お客さんはありがちに、ソルティードックをドライで頼む。私はXYZにレモンハートデメララかロンリコの151を2mmフロートでオーダーする。ウエイターのお兄さんは、一瞬「へッ?」て表情を見せたけど、かしこまりましたとカウンターへ戻って、バーテンさんへオーダーを伝える。「うわっ!」って表情で棚を探し、カウンターの下をかき回して、封の開いてない瓶を取り出し、視線を投げていた私と目が合って、ニヤリと笑う。

きれいに琥珀色のラムがフロートされたそのカクテルは、75度を超えるアルコールがまず舌を焼いて、さっぱりしたXYZの香りと味が、ラムの強烈な印象を追って広がるお気に入りだ。昼間、あれほどピーカンだった空から、細かい細かい粉雪が落ちてきて、ラウンジの窓越しの、角の尖った屋根から落ちた雪たちを、見る見るふんわりと包んでゆく。

「明日も少し滑るか。新雪も降っているしな。」「ほんと?!うれしい!」

ほんとうに嬉しかった。ちょっと、グラスを上げて小首をかしげて、お客さんに感謝を込めて微笑みかける。二口目を飲もうと口を付けようとしたとき、お客さんは、私の膣に挿入し、クリトリスを包んでいるリモートバイブのスイッチを押した。ピクンと身体が反応してしまい、震えてしまった手に握ったグラスの中のお酒は混じってしまってフロートでは無くなってしまい、一気に飲んでしまったけど、もう美味しくはなかった。

昨日と違ったのは、ジャグジーに小学校低学年の子供を二人連れた家族がいて、さすがにこちらも水着の下は脱がずに、またの部分をずらして、後ろから挿入した。私たちはその家族から「ほんとはダメなんでしょうが、ここで食べると美味いんですよ。」と、みかんをもらい、「いえいえ私たちも」と、ヴーヴ・クリコを開けて、家族に薦めてみたが、母親はアルコールがまったくダメだと、父親だけが受け取る。幸せそうな家族と、お客さんと、私は、シャンパンとみかんで乾杯した。

浮き輪で泳いでくる女の子の手を取って、クルリンと回すと、嬉しそうに笑っている。そしてまたこちらに向かってきて私はまたクルリンと回す。男の子はジャグジーの横に積んだ雪で何かを作っていて、時々持ち上げて私にも見せて、にっこり笑う。「おじゃましちゃいけませんよ」と優しい声で母親が声をかける。女の子は父親のところへ泳いでいき、膝にすわる。「おねちゃんと同じだね!」と私に言う。私もお客さんの膝に乗っていて、ペニスが膣に入っているところだけが違っていた。

次の日、1時過ぎまで思い切り滑った。でも、平日で空いていたゴンドラの中でも挿入した。そして最後の一本は、昨日からお客さんがお気に入りのリモートバイブを突っ込んで、滑った。私を先に滑らせて、近づいてきては最強レベルでスイッチを押す。グッと腰が引けてしまって危うくバランスを崩しそうになるのを、楽しんでいるのが判る。お客さんは私に嫌われるのが少しも怖くない。私は、お客さんに嫌われて、大口の指名や外出が無くなってしまうのが少し怖い。嫌われない程度に私は逃げて、転倒すると危ない場所では、お客さんはスイッチを押さない。微妙なバランスと、微妙な約束事で二人は一緒の時間を過ごす。

帰りの高速は渋滞も無く1本分ちょっとの時間を残して、お店に戻った。部屋が空いていたので、お客さんはお風呂に入り、要望通りくぐり椅子を、マットを、そしてベッドも勤めた。ちょっと筋肉が痛い。そして、「また誘うな」と、笑って帰っていった。私は丁寧にお辞儀をしていつものように送った。

控え室にスキー場のマーク入りクッキーを置き、フロントには人数分の会津の生酒二合ビンと店長用の五号ビンを置いて店を出た。急に「友達」と福島県へスノーボードに行くことになった私は、ホテルで買った美味しいお味噌と、SAで買った柏屋の薄皮小饅頭をお土産にお家に帰る。

明日からは、個室でまた頑張ろう。


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