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2002/07/02(火) side B★夏期講習クラス選抜テストの後に、外出でお相手した日(^^;;
昨日は疲れた。本当はお仕事休もうと思っていたんだけど、貸切が入ったんで、迷ったんだけど行ってきました。ボーナスも出始めたんで、お店は忙しい。って言うか一番の稼ぎ時なんで、箱以上の成績を出せば、店長のボーナスがいっぱい出るみたいなんだよね。ボーイさんたちの分も。ここは協力しておこうって感じもあった。

1年生の時は、夜間の補習に通っていた。でも、色々あって通えなくなってしまったし、お仕事を始めてからは、時間が取れなくなってしまった。私の志望学部はAO入試制度があるので、最初はそっちを狙っていた。中学時代からちょっとした受賞経歴は重ねていたし、ほんとは去年、留学の予定があった。選抜には受かっていたし。風俗の経験では、ちょっとそこらの女子高校生には負けない自信はあるけど、そんな成果は、出願書類には書けないしね(^^;;。勿論って言うか、去年の前半は成績はボロボロになったし、今は少しは復活しているけど、志望校の一般入試にはちょっと届かない状況になってしまっている。第一志望学部だと、外国語と小論文だけになるし、そのレベルの英語になると、今の勉強と能力じゃちょっと届かないような気もしている。努力はするけど。違うキャンパスの第二志望学部もA方式ではちょっと間に合いそうにないので、B方式を選択すると、各科目の得点レベルが上がっちゃうので、相当お勉強しないと難しいんだよね。直前の模擬試験の合否判定は50%って出ちゃったし。

なんて事を考えながら、夏期講習クラス選抜テストを受けて、まぁまぁ出来たんだけど、それからお店へ行って、貸切外出用の◎◎を受取って、お客さんの顔を見ても、頭が「受験生」なんだよね、困った事に。これじゃぁいけない。

中華街の私のお気に入りの**園で食事をしてから、お客さんが泊まっている、高層ホテルの部屋へ行った。このホテルは外出でよく来る。今日のお客さんとは初めてなんだけど。

お風呂には丸い窓があって、夜景がよく見える。シャワーブースでまずしっかりお仕事をしてから、バスタブの中でも仕事を続ける。窓の外が見える体位で、後ろからされて、「すごいだろう」を連発された。「みんなそう言うね」って思ったけど、勿論、口には出さない。地上300m近いその部屋からは、氷川丸の明かりも雨に煙っていて、山下公園へ続く道には土曜の夜のドライブを楽しむ車の、赤いテールランプが連なってみえる。「横浜開港=最初に調印された日米修好通商条約では、1859年(安政6年)7月4日に開港することになっていたが、結局、最恵国家条款により5カ国、即ち米・蘭・露・英・仏すべてに対し7月1日(陰暦6月2日)に開港されることになった。」なんて事が、頭に浮かんでしまう。

部屋へ戻って、カーテンを全開にした窓際に、お客さんは私を立たせる。ルームサービスのオードブルとフルーツがテーブルに乗っていて、ウイスキーをゆっくりロックグラスに注ぎながら、私にポーズをつける。私はその通りの姿勢をして、微笑を浮かべる。軽く腰掛けられるくらいの、その窓際の舞台は、三つの面がすべてガラス張りの角部屋に延びていた。その舞台で私はマリオネットのように、お客さんの言う通りに踊っていた。なんだか、ほんとうにマリオネットになったようで、自分がどこにいるのか、私が誰なんだかちょっと自信が無くなった。

少しづつ時間が経って、サブテーブルを窓際に寄せたお客さんは、私をその上に座らせて、窓側に向かって開脚させ、後ろから私の芯をまさぐる。ゆっくりと、ゆっくりとなで上げて、私が少しづつ上気していくのを、楽しんでいる。私は雨のフィルター越しに、ネオンと窓の明かりが広がる横浜の街に、すべてをさらけ出して、少しづつ高まっていく。ふいに、指が止まり、テーブルは街側からホテルの他の部屋の窓側に移される。いくつかのさらに高層階の窓は、カーテンが開かれていて部屋の明かりが漏れている。お客さんはカーテンを引いて、自分だけはその陰にまわり、私はカーテンの外で、開脚したままで愛撫を続けられる。幾つかの窓から、幾つかの目が私を見ているのが判る。あからさまに指を指す姿も視線に入る。そして私の姿が窓に写っている事に気付いた。まるで真っ暗な夜に浮かぶ、この世には無い蜃気楼みたいに。

愛撫は終わり、テーブルから降り、窓に手をついて腰を突き出した私に、お客さんは後ろから刺さってくる。ベッドへ戻り、プレーを続け、高まってきたお客さんは、また私を窓際に戻す。ちょうど、観覧車の灯りが落ちるとき、お客さんはいってくれた。

部屋から二人で店へ電話を入れて、タクシー代を渡されて、今日も一人で店へ戻った。清算をしてもらってお家へ向かう頃、少しだけ窓からの風景を思い出す。その場所にいた時は、まるでテレビを見ているようだったそのシーンとその風景の中で、全裸でうごめいていたのは、間違いなく私なんだと、やっと判った。


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