最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年2月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29            
最新の絵日記ダイジェスト
2006/06/04 side A: ひさしぶり
2005/09/17 side A : ひまわり
2005/09/16 side A : 空 
2005/09/15 side A : そして
2005/05/23 side A : レースフラワー

直接移動: 20066 月  20059 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200311 10 9 月  200212 10 8 7 6 月 

2004/02/21(土) sideB:カメラの前で処女を無くした日(2)
処女を無くしたのは、ある企画物の裏ビデオで、処女膜のアップから始まり、指でゆっくり処女膜の開口部を広げ、限界まで何度も試すという、オープニングだった。と書くと、この日記を読んでいる人にも「あっ、あれか!」と思い当たるマニアの方は少なくないかも知れない。と言うかUGでありながらオリジナルでかなりの量が売れた。

ちょっとしたきっかけで、私はある人に、出来るだけ高く処女を売って欲しいと依頼する機会に恵まれた。何度か打ち合わせをして、何度も後悔しないかと確かめられて、その企画は進んでいった。

最初にその人と話したとき、私達家族は金銭的に追い詰められていて、売れそうな物は私のカラダ以外には見あたらなかった。でも私はまだ処女で、アダルトビデオのモデル勧誘の偶然の出会いから、処女を売る話は進んでいった。

その朝私は家を出て、スタッフに迎えられて、指定のホテルの部屋に入った。一ヶ月前に美容整形で抜いた無駄毛の後が完全に落ち着いてツルンとしている私のカラダを、淡い柑橘系の香りのするボディーソープで何度も何度も洗った。

車で美容室へ移動して、同じ香りのシャンプーとコンデショナーで髪を洗い、少しカットして耳の後ろと、下の毛に軽くプチサンボンの香りをつけた。「この肌ならファンデーションもドーランも無しの方が映えるかもね。リアルで。」カメラ越しに見ていたカメラマンらしい人が言う。「一応テストをしよう。」

私は服を脱いで、全裸になり注文通りのポーズで動く。「メインの場所の発色はどうかな?」開脚して、思い切り両手で大陰唇を開く。「おぉ、いい色だね。ってこんなアップで処女膜見るのは初めてだけど。」その部屋にいた全員が、わははと笑い、私はえへへと思わず照れた。そしてこの和やかな雰囲気に感謝した。

ホテルに戻って、オープニングのアップの部分を撮影し、「やり直しは効かないからなぁ」と、録画を全部確認してから、私達全員は、イベント会場へ向かった。

あるクラブで行われた撮影は、仮装パーティー形式で公開され、高額の料金を払った参加者の前に、DJの紹介で、どこのか判らないセーラー服で登場した私は、紺のラルフのハイソックスにコインローファーを履いていた。その時は素顔だった。会場からは拍手が起き、深々とお辞儀をする私にスポットライトが当たる。顔を上げて、「よろしくお願いします。」と言うと、もう一度大きな拍手と歓声が上がった。

約束だった目の部分を隠す、仮装用の装具を着ける。ちょっとブーイングも起こったけれど、一瞬だった。拍手の中で、私はまずショーツを取った。短いスカートでちょうど中腰になる位置に置かれた籠のなかに置く。次にセーラー服を脱ぎブラを取る。BGMが鳴っているのに、誰かのゴクリと生唾を飲む音がハッキリ聞こえたのを憶えている。カラダがカッっと熱くなってきて、目がかすむ。スカートを取って、全裸になった私に、みんなの視線が突き刺さる感じがする。そんな風に、私の処女を売るイベントは、進んでいった。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.