最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年8月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2006/06/04 side A: ひさしぶり
2005/09/17 side A : ひまわり
2005/09/16 side A : 空 
2005/09/15 side A : そして
2005/05/23 side A : レースフラワー

直接移動: 20066 月  20059 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200311 10 9 月  200212 10 8 7 6 月 

2004/08/21(土) side A:   ぷかぷか と プカプカ
狭い水槽だけど、水の流れは作ってあって、その流れに乗って、ぷかぷかと浮かんでいるのを見るのが好きだ。

そんな時、ふっと思うことがある。

父が好きな歌に、「プカプカ」っていうのがある。その歌詞は、どうしようもない女の子に、振り回されている男の子の苦笑いと、そんな女の子が、不安の中から手を差し伸べて、愛みたいなものを確かめようっていう心が、サラリと描いてあって、私も好きな歌だ。

その歌に出てくる女の子は、ある意味少女の色をずっと持ち続けていた母とは対照的な印象で、父を読んでいく中で出会う、結婚前に一緒の時間を過ごした女の子達は、「プカプカ」に出てくる女の子に似ている。

父はきっと母を愛していた。

母は間違いなく父を愛していた。そして父を信頼し頼っていた。

父は母を守ろうとし、母との家庭を守りたくて懸命に生きて、そして死んだ。

母に出会うまでの父は、生い立ちのせいもあって少し斜に構え、不良っぽい色も強い。そして、そんな色の恋愛をしていた。


「プカプカ」みたいな恋だったら、自分を追い込まなくて済んだんじゃない?

母と結婚したって、もう少しは、ぷかぷか生きてもよかったんじゃない?


って、思ってみたって仕方ないんだけど。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.