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2002/06/22(土) 貸切貸し出しへ行ってきました。
昨日、あと一本で終わりって時間に、店長に呼ばれた。「**さんが、貸切にしたいっていってるんだが出来るか?」「えっ?もう上がりですよ、私」「う〜ん、外出では無くて、貸切貸し出しを頼まれているんだ。なんとか頼めないかな、15本だしな」「え〜っ!丸一日じゃないですか、私外泊できませんよ〜、実家だし」「頼むよ、他ならぬ**さんだし」。**さんは店の常連さんで、私も2度外出した事がある。私だけのお客さんではなくて、色々な女の子をお気に入りにしていて、3人外出で連れ出して、食事をしてカラオケへ行って、プレイは無しでそのまま帰っちゃうような超上客さんなんだよね。

「明日休んでいいですか?」「勿論いいとも」と言って店長は頭の上で手で輪を作る。古いよ、めっちゃ。ダサっ。明日来てくれる予定のお客さんには悪いなぁって思いながらも、**さんの外出にはちょっと惹かれるものもある。貸し出しだけで2日分のお金がもらえるし。店は当日予約オンリーなんで、問題はないし。

家に電話をして、外泊を伝えて私は最後の1本を予約していた**さんの車で、食事に向かった。

首都高経由で東名に乗ってどんどん走る。BGMには、まだ聞いていなかった宇多田さんの新しいアルバムが流れている。こういうところが**さんらしい。小田原-厚木道路を1つ手前で降りて、西湘バイパスを少し走り、夕暮れの海を見る。ターンパイク経由で芦ノ湖を見ながら湯河原経由で熱海へ入り目的地についた。「桜ヶ岡茶寮」。「誰かと来るつもりだったのに、キャンセルされちゃったんだな・・・」と私は思ったけど勿論口には出さない。明日はゆっくりできて、2日分以上の収入を得られる。美味しい食事も付くし、いくらなんでも15回もプレイをしなくちゃいけないわけではないと思うし。

着いた時間は、普通なら夕食を始めるくらいの時間だったんだけど、私達はまず部屋付きの露天風呂で汗を流した。こじんまりした、傘が立っている露天風呂は、窮屈ではないけど、開放感はあんまりない。椅子に座った**さんを私は背中から流していき、当たり前のようにペニスを口に含む。舌を絡めていると隆起が口腔いっぱいになってきて、私は動きにゆっくりしたピストンを加える。カリの張りが強くなった処で口から離し、左腕を跨いで、石鹸を塗った私の足の間で洗ってゆく。右腕、左足、右足、そしてペニスを私で包み込む。マットはないので、石畳の流し場にバスタオルを敷いた上に**さんは座りなおして、ゆっくり腰をグラインドする私に、少しづつ動きを合わせてくる。指が降りてきて、繋がっているすぐ上の敏感な場所をゆっくりすべる。私は少しずつ高まっていって、あそこが動き出すのがわかるし、それに応える**さんを感じる。

自分はいかないまま、すこしぐったりなった私をひょいと抱き上げて、部屋までそのまま連れて行ってくれて、延べられた布団の上に私を降ろす。「お後は食後の楽しみだな」「渡辺淳一の読みすぎだよ」って思ったけど、それが今日の御約束なら、私はその世界の女でいる事にした。

懐石料理は素晴らしかった。少しだけお酒も御相伴した。

2ヶ所の露天風呂も貸し切って私達はプレーした。持って来てしまったのを見つけられてしまった制服はお客さんに頼まれたコスプレ用だと嘘をついて着たし、浴衣は一枚破ってしまった。布団の上で、次の間で、廊下で、御部屋の風呂で、押入れで、寝静まった庭の隅で、私達は何度も何度もプレーした。

こんな時に私は、本気で感じられるこの身体に、心から感謝する。もし、感じないままで、こんな長いプレーだったら、ホントに苦痛だったろうって思うんだよね。この身体のおかげで、私はこの仕事をしていられる。勿論、心は色々ある。でもやんなきゃならないのなら、少しでも楽しい方がいい。少しでも。

朝食をとってから、庭続きの石亭の露天風呂を借切って、もう一度プレーした。終わってから少しゆっくり浸かっているき、見上げる場所に、前にみんなで遊びに来ていたマンションが見えている事に気付く。部屋の場所だって憶えている。

その頃の家族の姿をちょっと思い出してしまって、少しだけうつむく。お客さんの前では涙は見せられないので、伏せ面で平泳ぎで二掻きしてから、私は御風呂をあがった。

**さんとは熱海駅で店へ二人で電話してから別れて、一人で電車に乗って、昼過ぎにお店に戻って、預かった土産と外出用の◎◎をフロントに渡して、控室に私の御土産を置いてきた。結局、あんまりゆっくりは出来ない休日になっちゃったけど、サザエさんは見れる。すこし痛いので、フェミニーナ軟膏でも塗っておくことにしよう。

こんな長い時間お客さんの相手をしていたのは初めてだったので、なんだか調子がおかしい。ご飯を作って、みんなで食べて、早く私に戻らなくちゃ。鏡に映る私の顔は、お店の壁に貼ってあるお客さんを誘うときの写真のままに、なってしまっているから。


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