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2004/06/25(金)
side A : 窓
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暑さを置き土産に台風は去って、一瞬、夏至の太陽に照らされた街は、今日は梅雨の風景に戻っている。
お店は歳末と並ぶ一番忙しい時期を迎えていて、私もローテーションを少し変え、いつもよりお仕事の比率を高めている。ほんとは、学校でも7月の初めにイベントがあるのだけれど、一人でも出来る、みんなが敬遠する雑用を引き受けて、なんとかバランスを取りながら毎日を過ごしている。
好きな講義には興味が湧くし、語学や**関連の新しく覚えなければならない事はますます難しくなってきて、貸切や外出を出来るだけ受け、学校とお仕事の間の時間を出来るだけ取り、なんとか遅れないように図書館や、**で机に向かう。でも遅れそうになる。
少しでも早く、お仕事をあがろうと思い過ぎると、今の暮らしが難しくなる。でも、どんどん難しくなる講義と、就活のことを考えたり**試験の準備の進行状況を考え始めると、今の暮らしを続けていて、それが可能なのか不安になる。
外出の部屋で、ふと見た窓に私が映っていた。ライトの当たっている部分だけ、夜景の中に浮かんでいる私は、なんだか、今の私そのままのような気がした。
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