最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2004年9月
前の月 次の月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
最新の絵日記ダイジェスト
2006/06/04 side A: ひさしぶり
2005/09/17 side A : ひまわり
2005/09/16 side A : 空 
2005/09/15 side A : そして
2005/05/23 side A : レースフラワー

直接移動: 20066 月  20059 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 月  200311 10 9 月  200212 10 8 7 6 月 

2004/09/28(火) side A:     月 そして 桔梗
今日は新潟まで行かないと、中秋の名月を見ることは出来ないと、朝の天気予報は言っていた。

学校が始まって、いっぱいいっぱいの毎日にまだペースが掴めない。

夏期休暇の間、私は半分ソープ嬢で、でも半分だけは私だった。

夏の名残と、すぐに迎える学祭の華やぎで、ちょっと浮つく学校でも私は装おう。

三分の一になった私は、あとの三分の二と上手く付き合うために時間を割き、私自身である時間は殆ど無くなってゆく。

ラス前まで仕事をして飛び乗る電車は、いつも一緒で、高校時代と変わったところと言えば、講義の終わりが遅いので、一本仕事が出来なくなり、その分休暇の時期と、週末と、祭日に長く仕事をするようになったことくらいかも知れない。

お家の門灯が見えて来て、顔を上げる。

低い雲は切れて、夜空は顔を変え、月の光が秋雲をしたがえて、中天に姿を現す。

見ることが出来たね、今日の月を。

桔梗と見上げる空は、驚くほど明るかった。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.