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2004/06/08(火)
side A : ゆり
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ふっと、香りが流れてきて、花が開いたことを知る。
読みかけの本を開いたままで机に伏せて、ドアを開くとその華やかな香りにちょっとたじろぐ。
薄い西日が射し込むその窓辺で、花は次々と開き始め、部屋の色さえ変わるかと思うほど、濃い香りが部屋に満ちていく。
昨日、私は、とてもイライラしていた。
起き抜けに、足の小指をベッドの足にぶつけて、とても痛かったし、歯を磨こうとしたら、歯磨きチューブは空っぽで、グリグリ後ろから絞っていったら、ポンって洗面台の横に落ちてしまった。
何だか、指や肘の関節もキシキシ言っていて、その音が頭にまで昇っていく感覚がある。
何とか学校へは行って、生休中なのでサークルにも出ようと思っていたのだけれど、それも止め、お家に帰ってじっとしていた。
そして、ネットで毒を吐いてしまった。
自分に嫌な処が沢山あることは知っている。昨日眠るときには、ほんとに嫌で嫌で、そんな事ばかりを考えて、久しぶりに眠剤も飲んで、やっと眠った。
とりあえず、ピルで生理をあまりずらすのは、もうしない。先週からの不調は、それが原因かどうかは判らないけど。
落ち着こう、落ち着こう。
嫌な気持ちになった方、ご心配下さった方、ごめんなさい。
今日も早く帰ってきて、本を読んでいた。百合の香りに少し救われる。
今から、ゆっくりお料理もして、そして好きな本を読んで、少しだけ勉強もして、早く寝ます。
ちょっと早いけど、おやすみなさい。
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![](/user/reversible/img/2004_6/8.jpg) |
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