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2003/11/05(水)
side A:行ってきます。
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暮らしてはいる。学校へ行き、個室でお仕事をして、眠る。それを繰り返す。カレンダーはまた一枚めくられて、残りは2枚になった。
先週は、私の嘘のお誕生日ウイークだった。ホントは6月生まれで、お店でのスペックは*月生まれで、お店に提出した履歴書と、お客さんにお話している誕生日は10月だ。
外出や貸切はこの期間はお断りする。誘ってもらえるのは、一番多いんだけど、ここでお店を空けてしまうと、その後、ガタッと指名のお客さんが減ってしまうことを知っている。恋人じゃないし、きっと恋してもらっているわけでもないんんだけど、この期間に指名が取れないと、お客さんは他のお客さんの影を、強く感じるみたいだ。もちろんそんな事はまったく気にしない、ソープ遊びの達人様も沢山いらっしゃるのではあるけれど。
誕生日の前後2週間は全出した。疲れてしまったのは自業自得だ。お店の出勤簿はいつもの通りにしておいてもらって、馴染みの常連さんには、出勤日以外に来て頂いた。2月ほどでは無いけれど、この時期はあまり混んでいないので、お店も悪い顔はしなかった。殆んどは指名で埋まったし、途中からはなんとか、サービスもちゃんと出来るように戻ったつもりだ。そして、私はかなりの数の贈り物を頂いた。ハーロックの鳥さんの携帯ホルダーから銀河英雄伝説のDVDセット経由で、TUDERのクロノグラフまで。全部大切にしよう。大切な時間を使って選んで下さった品ばっかりだと思うから。そして手を合わせる。嘘のお誕生日なのに、ごめん。
突然だけど、ちょうど休講も重なっているので、明日学校を休んで、1泊だけだけど、父の生まれた街へ独りで行くことにした。どうなるかは判らないけど、とにかく行ってくることにした。
行ってきます。
そして必ず戻ってきます。
じゃ。
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