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2004/02/28(土)
side A:同窓会
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そのクラスの7回目の同窓会があった。会いたい笑顔もいくつかあって、毎年開催されてるその会に4年ぶりに参加した。
少し長くなっている顔が幾つもあって、吹き出しそうになる。童顔の頃の記憶しかないと、なんだか画像ソフトで縦に伸ばしたようなその顔達は、懐かしんだけど、おかしな感じがして、私もそうなのかなぁて、思わず化粧室に飛び込んで、鏡の中の自分の顔を見詰めてしまった。
今風に髪を染め、流行の服を着て、男の達もアクセを付け、メイクと判るメイクをした女の子達が居て、ちょっと背伸びをした級友たちがいる。
毎年参加していた人、久しぶりな人、それぞれ色んな話をしている。私は壁際で、懐かしく無い顔に、忘れていた子供っぽいわだかまりを思い出してしまったり、懐かしい顔に懐かしい思い出を重ねてみたりして、時間を過ごした。
声をかけてくれたみんなに言われた。
「ゆか、なんにも変わらないね!」
黒髪に近い真っ直ぐな髪、そしてメイクと判らない薄化粧は、その日も4人と性交してきた、ソープ嬢な私の、お客さんに一番受ける私なんだけど。
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