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2019/01/02(水)
NHK新春テレビ放談2019
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NHKで「新春テレビ放談2019」っていう番組がやっていた。
タレント、テレビ業界人なんかが、テレビの今後について語り合う番組。 おもすれそーだったんで見てみた。
その中で、テレビ東京の中の人が、 「今のネット番組はまだ過渡期。番組を作っているのはテレビ畑のスタッフであり、 テレビの文法で番組を作っているだけ。流す先がネットというだけで、内容は既存のテレビと変わらない。」 みたいなことを言っていた。
あと、司会の千原ジュニアも、 「テレビ番組とネット番組に出演する際に、特別やり方を変えているわけではない。 テレビ番組と同じノリでネット番組もこなしている。」 みたいなことを言っていた。
まぁ今更言われなくても「うん、知ってた。」って感想しかないんだけど、 正直、今のネット番組が軒並みクソつまらない言い訳にしか聞こえない。 要は番組作ってる側もまだまだ「ネットならではのやり方」が良くわかってないから、 今までの延長線上で淡々と仕事こなしてます、と言ってるだけに過ぎない。 そらクソつまらなくなるわ。
で、たぶん今後テレビ業界人の考える「ネットならではのやり方」ってのが、 「YouTuberの編集技法をパクる」とか、「ネットの有名人とテレビタレントを共演させる」とか、 「テレビタレントにネット生放送やらせる」とか、その程度の本質からズレた発想にしかならないはず。 だって昔TBSで雨上がりがやってた「テレビとネットの融合」を謳った番組の内容が、 「ただ単に番組内でツイッターのつぶやきを垂れ流すだけ」ってお粗末なもんだったんだよ。 その程度の発想力しかないんだって。期待するだけ無駄。
あと、「今は過渡期」って言うけど、普通過渡期ってせいぜい2、3年程度の期間を言うはず。 漏れの知る限りだと、もうかれこれ10年以上はテレビ業界人の作るネット番組が クソつまらないんだけど、これってもはや過渡期じゃなくて成熟期だろ。 つまり彼らの作るネット番組は今見ているものが限界。
「ネット番組は4,50代の旧世代のテレビ業界人が作っているから、 まだまだ今まで培ったテレビ業界の文法に縛られてて、時間が掛かる」 って言い訳も出来るかも知れないけど、ネット番組制作任されてる連中なんて 絶対主力でない若い世代だろうし、10年やってりゃ業界内も自然と世代交代してるだろうし、 つまりはネットネイティブな2,30代の若い世代がネット番組作っている可能性大ってことでしょ? それでこの体たらくなんだから、言い訳の余地なしだろ・・・。
この番組の最後で、出演者それぞれが「5年後のテレビはどうなっているか?」について語っていたが、 漏れもここで5年後のテレビについて予言しとくわ。
「今と何も変わっていません」
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