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2007/03/30(金)
はなのみち
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宝塚大劇場前の花の道にて。 桜の季節に来るのははじめてです。 公演名はずばり「さくら」。 星組・安蘭けい(瞳子さん)のお披露目公演にして、3月1日に宝塚音楽学校を卒業したばかりの初舞台生のお披露目でもあります。 はじめて宝塚を生でみたのも、初舞台生お披露目公演でした。懐かしいなあ…といえるほどあれから私は遠くにきたとは思えない。 あのとき一緒にきた友達とは疎遠になったけど。 私には昨日も二年前も同様の距離に感じる。
「さくら」は幕が開いた瞬間、暗かった劇場がパッと一瞬で絢爛たる世界になって、「観に来て正解!良かった!」と心底思いました。 昨年のどの調子を壊されたので、瞳子さんの歌は最初ちょっと弱いかな?と思いましたが、やっぱりそこは瞳子さん、ここぞ!というときにはビシビシと朗々たる歌声を響かせてくれました。 内容は春休みを意識してか「妖しくも美しいおまえ」という副題にそわない、子ども向けな場面も多々ありましたが分かりやすく面白くて良かったです。 また日舞を舞いながら、桜の花びらを袖から取り出しひらひらひら、と撒くのが綺麗でした。総しぼりのお着物にもうっとり。 みなさん細いな〜と変に感心してしまいました(総しぼりは着ると太ってみえます…)
劇は「シークレットハンター」。 はじめてみる演出家の方の作品ですが、これも分かりやすく面白くて良かったです(笑) 「オレに盗めない物はない!」と豪語する怪盗・ダグが口車に乗せられ盗み出した女が実は王女さまで、なぜか自分たちを追ってくる暗殺者たちをかわしながらキューバの島々を逃げ回るうちに次第に惹かれ合う二人。 でも実は…というストーリーです(笑) 最後は気持ちのいいハッピーエンドで、すごく楽しんで観れました。ただダグの今までの罪状はどうなったんだ…とか、王女のためとはいってもそれはちょっと酷いんじゃないの、とか突っ込みどころは多々ありましたが(笑) でもお披露目に相応しい公演だと思いました。お衣装も可愛かったし♪ 最初のダグがパスワードを歌ってるところが自分的には一番ヒットでしたけど!(笑) これからの星組が楽しみです☆★
宝塚ファンやってると一年てすぐ過ぎます…。
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