《氷にちりばむ》
日々の落書き、変わり往く光景など。
日記とは違う、画像メインの形で綴ります。
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2008/02/07(木) 『秘密』4巻感想I
これを書き終えたら、遂におよそ一万字……よくやるな、私(笑)


P232。
「いつからだろう 自分の部屋でもゆっくり眠れなくなったのは」

うっ…!!(泣)「2001」から昼寝が趣味なんだと思ってたんですが、それは昼寝ではなく慢性寝不足のマジ寝入りだったのですね…!!
お、おいたわしい…(;_;)
というかそんな生活してたら(睡眠不足で激務をこなしつつ行きずり)本気で衰弱死しますよ…(泣)
P231は最中に(どう見ても相手はやっぱり男にしか…)青木の事を思い出してたりして…切な過ぎる…(;_;)
もう、そんな己を罰して痛め付けるのは止めて下さい〜…(泣)

(しかし目隠しの下の表情がかなりみたいです)

P234・235は薪さんにとって一番辛い"秘密"なんですね…P229〜231で、いかに薪さんにとって青木の存在が大きくなっていったか、大事なものなのか、どれだけ信頼してるか…が、痛いほど読み取れるだけに、P235での薪さんのみひらいた瞳が本当に辛いですね…。

P236。うなされてたんだったら、もうちょっと優しく起こしてあげて下さい…(泣)
腕をガシッと掴むなんて起こし方じゃなく(´_`)
よりによって青木に起こされて、もう、蒼褪めた薪さんが本当に…可哀相です…(泣)

P237。
曽我「薪さん最近仮眠とるの何か怖がってて…」
って青木!曽我づたいかい!(-"-;)
全くもう薪さんの事は見てないのだな…!!(;_;)
岡部さんに助けを求めたい…!!(;_;)

青木「薪さん だってまるで"泉鏡花"の『外科室』ですよ」
ここで泉鏡花が出てきてちょっとびっくりしましたが、なるほどなあ…と素直に感心。
けれども…一番驚いたのは、青木にそんな学があったという事だ!Σ( ̄□ ̄;)
薪さんはさすがにすぐ分かって、皮肉にも青木が持ち出した理由以上の事を指摘された様に感じ、ますます蒼褪められましたが…(;_;)
私は泉鏡花が好きで、「外科室」も持ってました。
本当に、水がさらさらと流れてそれが自然に美しい綾を織っていく様な筆遣いですので、おすすめです。
人物の描写がまた、ありありと目に浮かぶのに幻想的で美しいんですよね〜…(うっとり)
本当に、清水先生の作品に引用するのに相応しいと思います(^-^)

はっΣ(・口・)
少々脱線しました…(汗)泉鏡花本当に好きなんですよ!(笑)

感想、まだ続きそうです…(^_^;)


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